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サミットに向け東南アジア専門家招きテロ対策討論2月28日 20時20分
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ことし5月の伊勢志摩サミットでのテロ対策の議論につなげようと、東京都内で東南アジアの専門家らを招いた討論会が開かれ、過激派組織に入りやすい傾向のある貧困層の若者への支援が欠かせないといった指摘が出されました。
外務省主催の討論会には、先月首都ジャカルタで4人が死亡するテロ事件が起きたインドネシアなど、過激派組織IS=イスラミックステートの影響が拡大している東南アジアの4か国から政府や民間の専門家が招かれ、各国のテロ対策の現状や課題について意見が交わされました。
この中で、出席者からは「過激主義に走っているのは貧困層の若者が多く、貧困対策のほか、家族や社会のサポートが不可欠だ」、「シリアなどでISの戦闘員として戦っている若者が帰国した際の対策が喫緊の課題だ」といった指摘が出されました。
政府は、ことし5月の伊勢志摩サミットでテロ対策を主要な議題の1つにすることにしていて、外務省は28日の討論の内容も踏まえて、東南アジアを中心にアジア地域でのテロの脅威についても、G7=主要7か国の間で認識を共有したい考えです。
この中で、出席者からは「過激主義に走っているのは貧困層の若者が多く、貧困対策のほか、家族や社会のサポートが不可欠だ」、「シリアなどでISの戦闘員として戦っている若者が帰国した際の対策が喫緊の課題だ」といった指摘が出されました。
政府は、ことし5月の伊勢志摩サミットでテロ対策を主要な議題の1つにすることにしていて、外務省は28日の討論の内容も踏まえて、東南アジアを中心にアジア地域でのテロの脅威についても、G7=主要7か国の間で認識を共有したい考えです。