北のハッキング防げ 警察庁内でフリーメール遮断=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国警察庁は26日、北朝鮮によるハッキング目的のメールなどが出回り情報流出の可能性が高まっているとして、庁内の情報通信ネットワークでフリーメールへのアクセスを遮断したことを明らかにした。

 最近、北朝鮮関連業務に携わる政府・シンクタンク関係者らに青瓦台(大統領府)などを名乗る電子メールが送りつけられるなど、セキュリティーが比較的弱いフリーメールを狙った北朝鮮のサイバー攻撃が続いている。警察庁関係者によると、情報機関の国家情報院などから先月、フリーメールのアクセス遮断の勧告があった。

 警察は全国にある署などの業務用コンピューターでフリーメールのアカウント接続と電子メールの送受信を遮断した。警察のウェブメールと公職者用メールは使える。

 一方、警察は北朝鮮のテロに備え、機動隊などの作戦部隊に対し兵器や弾薬の管理状況の一斉点検を指示した。

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