外国人労働者の国内移住 半数以上が否定的=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国では外国人労働者の国内移住に対し肯定的な見解より否定的な見解が多いことが25日、世論調査会社の韓国ギャラップの調査で明らかになった。
韓国ギャラップは昨年10月29日から11月21日まで、全国の成人1500人を対象に外国人労働者の国内移住に関するアンケート調査を実施した。
外国人労働者の国内移住について回答者の54%は「良くないこと」と答え、「良いこと」と答えたのは39%だった。ギャラップ・インターナショナルが同じ質問で昨年10〜12月、世界69カ国の6万8595人を対象に行った調査では、57%が「良いこと」と答えた。
韓国の統計庁によると、昨年5月の時点で韓国に常駐する外国人労働者は93万8000人で、2010年以降、毎年約8万〜9万人ずつ増加している。
外国人労働者の自国への移住に対して最も肯定的だった国は中国だった。最も否定的な国はタイだった。中国の回答者の81%が外国人労働者の移住について「良いこと」と答え、7%が否定的な回答をした。タイでは78%が「良くないこと」と答えた。