おーっす! みらいのチャンピオン! だーまです(。・_・。)ノ
はじめに
皆さん、お元気ですか?
ポケモンの新作が発表されたり、VC版が配信されたりで今週末はお祭り状態でしたね。
僕が一番お祭りムードを感じたのはマー君こと田中将大とツイッター芸人ことダルビッシュ有がポケモンのことで永遠とリプライを飛ばしているのを見たときですね。
twitter.com懐かしすぎる。
— ダルビッシュ有(Yu Darvish) (@faridyu) 2016年2月27日
青に憧れてたわ(笑) https://t.co/aZvg5DvgCb
twitter.com同じく憧れてました!笑RT @faridyu: 懐かしすぎる。
— 田中将大/MASAHIRO TANAKA (@t_masahiro18) 2016年2月27日
青に憧れてたわ(笑) https://t.co/L7NUVUCqgT
この二人で新作「ポケットモンスターsun/moon」のCMやればいいんじゃね?
あと、どうでもいいけど略がポケットモンスターSMになっちゃわないかい?
僕もKAI-YOU.netというポップカルチャーを扱うサイトからご依頼をいただいて一つ記事を寄稿しました。
よかったら見てみてください。そして拡散してください(懇願)
20周年でポケモンに関するいろいろな本や記事がリリースされていますが、ひときわ僕の目を引いたのが今回紹介する「空想科学読本×ポケモン」なんですね。
著者の柳田理科雄さんの空想科学読本はそれはそれは当時の子供たちの間でブームを巻き起こして、小学生だった僕も貪るように読んでおりました。
そんな好きなものと好きなものとが組み合わさったいわばハンバーグカレーのような今作品をこれから紹介していきます。それではどうぞぉ。
※私ことだーまは書評をしたことがない + 読んだことがほぼないです。
※若干ネタバレはありますけど、たぶん問題ない程度です。
点数
90点
満点ではないが満足した。
人にオススメしたいレベル。
よかった点
結構いろいろなポケモンが扱われている点
どうせ初代のメジャーなポケモンに焦点を当ててるんでしょう?と思っていたのだが、そんなことはない。
ざっとあげるだけでも、ミルホッグ、エレキッド、バニリッチ、ブビィ、イシズマイ、ダンバル、ゴニョニョとなかなかマイナーどころもそろっている。
やっつけ仕事じゃなくて、全ポケモンから「どいつをつかおっかなぁ・・・」と選んだんだろうと感じた。
理科雄節が相変わらずだと確認できた点
・リザードンが炎を吐いてきたらできるだけ大きな岩の陰にササッと隠れることをオススメしたい
・どこまでも夢が広がるゴローニャの丸い体である。
など、とにかく柳田理科雄さんは文章や単語のチョイスが面白いんですね。それは近作でも顕在でした。柳田理科雄さんの面白さを再確認できたのはよかった。
勉強になる
表紙を見ればわかるのだが、完全に子供も楽しめる内容で、中身もリザートンから科学を学ぼう!、ピカチュウから物理を学ぼう!という感じになっている。
一つの章で一つは学ぶ点が有り、ちゃんとオチがついているのでこれきっかけで子供が理数系に興味を持ってくれる可能性は大いにある。
イラストが可愛い、数も多い
姫野かげまる氏のイラストが可愛いし、どの章にも内容にあった解説イラストが入っているのだ。
姫野かげまるさんのデフォルメも僕はとても好きだったので、表紙の絵が気に入った人はぜひとも買うべし。
イマイチな点(10点分のマイナス)
僕が空想科学読本のファンでなければ100点でした。
しかし、空想科学読本特有の「しょうもなwwww」見たいなのが少し控えめだったかもしれない。
読み終わった後の脱力感というかそれがほしかった・・・完全な押し付けですけどね。
「夢を壊してベストセラー」がキャッチフレーズのこのシリーズにしてはちょっと控えめだったなぁと思う。
昔は『ウルトラマンが飛ぶ為には脱糞をして飛び立ち、脱糞をして止まるしかない!』とかやってた柳田理科雄にしてはゴローニャのごとく丸くなった印象が少し残念だった。
逆に人には薦めやすいけどね。
面白かった章 ベスト3
3位 ヒードランは自分の熱で体が溶けているという!それ、大丈夫!?
地味とか、奥ゆかしいすぎぃ!とか前口上で散々いじった後本編に入る。
鋼が溶ける=体温1536度という過程をするのだが、そうすると他の図鑑説明とかと矛盾が出てきちゃってメチャクチャなほうへ話が進んでいく。
メチャクチャ具合でいうとこれが一番かなと思う。
2位 サーナイトが作り出すのはブラックホール!そんなモノを作って大丈夫!?
ブラックホールとかを気軽に図鑑の説明に書くとこうなるぞ(戒め)って感じ。
そりゃトレーナーもただではすまんわな。
めちゃくちゃ面白かった。検証した後の脱力感があって非常によかった。
1位 ウインディは一昼夜で1万km走る!速すぎて大変では!?
この類のスピード系の話で一番ぶっ壊れなのはご存知「16時間で地球1周の」カイリューさん」でウインディはそこまでではない。
しかし、空を飛んでるカイリューとは違って、ウインディは地上を四足で走ってるぞぉというところから始まるこの章。
個人的には「図鑑の説明にあるウインディの走る姿に魅了されている人間の動体視力も異常」という着眼点がすごいと思った。
最後に
今回こんな感じです。
空想科学読本もポケモンと同じく20周年みたいですね。おめでとうございます。
イラストも本編も本気で取り組まれていた作品だなと感じました。
僕みたいに「空想科学読本」にたいして過剰な思い入れがなければ(有ってもたぶん)楽しめると思います。
また、なんか思いついたらやります。ではまたぁ。
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