ACミランの日本代表FW本田圭佑(29)が惜しいFKを蹴るなど、中盤で存在感を発揮した。チームはトリノを下し、これでリーグ9戦負けなしと好調持続。その中心にいる本田は、28日付イタリア各紙から絶賛された。

 ◆ガゼッタ・デロ・スポルト=7点(MVP) 寸評「定食メニュー=惜しい左足FKでバーをたたき、中央に駆け込むこと。特別メニュー=相手ボールを奪ってカウンターでバッカにラストパスを出す。ストライカーのように縦に走り込み、サイドバックのように、相手ボールを奪う」

 ◆コリエレ・デロ・スポルト=6点 寸評「陰での仕事に取り組む。たびたび縦に飛び出し、(右SBの)アバテに力を貸しながら注意力も示す。可能なタイミングでシュートも試みる。FKでバーに当たったシュートは、見応えのあるもの」

 ◆トゥット・スポルト=7・5点 寸評「FKはバーに当たったが、多くのプレーで教授のようなボールの奪い方を何度も披露。称賛されるべき。今このミランの偉大な魂となっている」

 ◆ラ・レプブリカ=6・5点 寸評「プレーを楽しみ続ける。バーをたたいたFKやバッカへの見事なラストパスはまさに、背番号10にふさわしいものだった」

 ◆コリエレ・デラ・セーラ=7点 寸評「神より与えられた性質、能力を続けて示す。続けてクロスを出し、失敗したのはたった1度。FKはうまく蹴ったが、バーに当たった」