[PR]

 アフガニスタンの首都カブールの国防省の正面ゲート付近で27日夕、爆弾が爆発した。国防省の声明によると、職員の退庁時間を狙った自爆テロで、職員や市民ら15人が死亡、31人が負傷した。反政府勢力タリバーンが犯行声明を出した。

 アフガン情勢をめぐっては、アフガン政府とタリバーンによる和平協議の再開に向け調整が続く。ガニ大統領は声明で「市民を殺すグループとは和平協議は行わない」と宣言し、協議の再開に影響が出る可能性が出てきた。(イスラマバード=武石英史郎)