最近こういう記事が流行ってましたね。
個人的には、応援しているというか頑張ってほしいなと思っています。
とはいえ、批判している人の言い分にも妥当なものもあるのでそういうのはがんばって乗り越えていってほしいな、と。
ケースバイケースですが、僕自身はけっこう議論好きな部類の人間で批判するのもされるのもそれなりに好きです。
ブログ歴も今2か月ちょっとぐらいですが別に悪意がなくてもネガコメが来るという社会の闇みたいなものを経験した立場として色々とそういう批判のこととかを考えてみたいな、と思います。
批判と悪口
厚切りジェイソンが言ってそうなことですが、批判という行為、言動ってのはそんなに悪いことじゃないと思うんですよね。
批判という言葉がビッグワードみたいな使われ方をしていて自分にとってネガティブな反応全般をごっちゃにして考える人が多いんじゃないか、ということをすごく思います。
適切な批判、建設的な批判というものと誹謗中傷や悪口、暴言の類はまた違うんですよね。
誹謗中傷とかはする側に圧倒的に問題がありますが、一方でネガティブな反応全般をひとくくりにして誹謗中傷だ、みたいに言っちゃうのももったいないな、と。
その2つの違いは何かと言われるとけっこう答えるのが難しかったりしますが、発言者の意図や目的であったりそれに答えることで有益な何かが得られるか、新しい気付きがあるかみたいなところでしょうか。
いずれにせよ、ネガティブなコメントをいかに判別していくかというのはかなり大事な能力なんじゃないかな、と。
ですから、「批判するな」みたいな反応が来ても単に見分けられてないだけなのか、本当にひどい内容なのか、これだけでは判断できないなといつも思います。
会議とか研究とかって、適切な批判の応酬で成り立ってるものだと思いますし批判的なもの全般が必ずしも悪いわけではないな、と。
批判と提案
「提案できないなら批判するな」「批判より提案を」みたいな言葉をよく聞きますが、これもその通りだと思ったりそうでもないと思ったり。
個人的には、批判は提案の種だと思うし提案まではできなくても妥当な批判ならしてもいいんじゃんないかと考える立場です。
批判は提案の種というのは、言い方の問題みたいなものでもありますが。
「具体的なプランがないからどうせうまくいかないでしょ」と言うのと「応援しています。ただ、実現するためにはもっと具体的なプランを練っていく必要がありますね」というのとでは内容は同じでも響きがだいぶ違うな、と。
「批判は良心だ」論者の論拠はこういうところだったりするのかもしれません。
まあ「こういうやつはむかつくから死んでほしい」みたいなのは救いようがないですが。。。
提案無しでも批判をしていい、というのは上のものともつながりますが、要するに建設的な批判ってのは問題提起だと思うので解釈の仕方次第では自分の気づいていなかった問題点に目を向けるきっかけになるんじゃないか、と。
解決策まで教えてもらえるわけではないですが、それでもやはり問題を事前に察知できるという意味では価値はあるかと。
まとめ
批判とか議論とかってのはテニスのラリーみたいなものなんじゃないか、と思います。
自分のコートに来る適切なボールには適切な返球をするとかネットに引っかかったりホームランみたいになってるものはいちいち追いかけないとか。
「誹謗中傷は憐れみを込めた目でスルーするのが1番」というのはそういうことだと解釈しています。
意外と難しいですし精神すり減らしたりすることも多いですけど。(だからこそ誹謗中傷は罪深い)
一方で適切な批判には適切な反論をするとか自分なりに考えるようにするというのも大切なことだとは思います。
ネットで発信をしている以上おそらくネガティブな反応が来るのはおそらく回避できないことで、それをいかに解釈して乗り切っていくか、というところがブログをやっていく上での大前提なんでしょう。
何をしても肯定してくれる人、場合による人、何をしても悪く言う人の3種類が誰にとってもいるという話を聞いたことがありますしネット社会も要はそういうことだな、と。
良記事と思うようなものが何故か叩かれているのを見るといつも思います。
一方で「無責任な応援をするな」論者が言うように、身内の人の応援や賛同よりも意外と批判的なものの方が自分のためになるということもあると思います。
このあたりは受け取る側のリテラシーの問題にはなりますが。
色々と言ってきましたが、意外と「言い方を考える」とか「正しいけども言わない方がいいこともある」とかそういう人としての良心みたいなところが1番大事だったりするんじゃないか、というのが最近の学びです。
けっこうそういうリアルならもやもやするものを良くも悪くも簡単に開放できてしまうのがネットとかブログってものなのかもしれないですが、色々と意見する側として、意見される側として気を付けるべきことは多いな、と思います。
快適なブログライフみたいなものはなかなか難しいですね。
ではでは。