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中国 農村でネット通販の動き拡大2月28日 8時08分
経済が減速する中国では、内陸部の消費を拡大しようと、インターネットの普及率の低い全国各地の農村にネット通販の会社が代理店を設置し、住民に日用品などを販売する動きが広がっています。
中国のネット通販最大手の「アリババ」は、農村の消費を拡大しようと、おととしから全国各地の農村にネット通販の代理店を設置していて、2月までに1万4000か所に設置しました。
このうち内陸部にある江西省の村の店では、店の担当者が住民を対象に、ネットで家電製品や日用品などの購入手続きを代行するサービスを行っています。店では村の特産品をネットを通じて都市部の住民に販売する事業も行っていて、アリババでは今後3年ほどで店の数を現在の7倍以上の10万か所に増やす計画です。アリババ農村事業部の孫利軍本部長は「農村の需要は急速に成長している。農村でのネット通販は中国にとって大きな希望だ」と話しています。
中国のネット市場はここ数年急拡大しており、代理店を通じた内陸の農村部でのネット通販の普及が、経済が減速する中国の内需拡大にどこまでつながるのか注目されます。
このうち内陸部にある江西省の村の店では、店の担当者が住民を対象に、ネットで家電製品や日用品などの購入手続きを代行するサービスを行っています。店では村の特産品をネットを通じて都市部の住民に販売する事業も行っていて、アリババでは今後3年ほどで店の数を現在の7倍以上の10万か所に増やす計画です。アリババ農村事業部の孫利軍本部長は「農村の需要は急速に成長している。農村でのネット通販は中国にとって大きな希望だ」と話しています。
中国のネット市場はここ数年急拡大しており、代理店を通じた内陸の農村部でのネット通販の普及が、経済が減速する中国の内需拡大にどこまでつながるのか注目されます。