ネット検索するときはキーワードを意識していきましょう。ウェブ検索は便利ですが、せっかくの検索機能もうまく利用しないと目的の情報が見つからない!なんてことになりかねません。
これはブログ記事を書く側にも必要な知識です。せっかく気合いを入れて書いた記事も検索して見つからなかったら無意味です。
今回はブログ記事のキーワード選定の仕方をわかりやすく説明します。
目次
検索の知恵:基本的な使い方
まずは有名な検索の基本的な使い方から。
調べものがあるときは検索窓に単語を入力しますよね。たとえば「等質OFF、プリン体OFF」っていう言葉がありますが「プリン体ってなんだろう?」って思う人もいるはずです。
そんなときは検索窓に「プリン体」もしくは「プリン体とは」と入力すればいいのです。
プリン体 |
これでプリン体についての検索結果が表示されます。ちなみにこのプリン体のような興味を強く感じる、ひとつひとつの単語のことをキーワードと呼びます。
2語以上のキーワードで検索する
先ほどの検索結果でもプリン体に関する情報は得られると思います。しかし、プリン体が何なのか知りたい人にとって検索結果には不必要な情報も表示されます。
そこでメインキーワード+関連キーワードを使い知りたい情報をより正確に、すばやく見つけます。やり方はいたってシンプル。
プリン体が何なのか知りたい人は
プリン体 意味 |
プリン体がメインキーワード、意味が関連するキーワードですね。
と入力します。
これでプリン体について最もわかりやすく説明している記事(サイト)が表示されます。検索の上の方に表示されるサイトは基本的に「あなたの検索したキーワードについて最もわかりやすく詳しい説明をしているサイト」が一ページ目に表示されるようになっています。これは検索者の利便性を考えた結果ともいえます。
プリン体についての記事を書く場合はプリン体とはどういうものか?を加筆すると検索した人にとって価値のある記事になります。結果は後から付いてくるものです。
もっと深堀り!関連キーワードをより正確に
2語キーワードで検索すると大抵はお目当ての情報を知ることができます。
さらに詳しく、自分に必要な情報を得るためにはもっと深堀りしましょう。
たとえばあなたがおすすめのラーメン屋さんを探しているとします。でも検索窓にラーメンだけ入力する人はいないと思います。
ラーメン おすすめ |
で検索するとおすすめのラーメン屋さんがズラリと表示されます。美味しそうラーメン屋さんの情報が表示されます。
でもこれだけでは不十分です。
あなたが食べたいラーメン屋さんが見つかったとしても現在地から遠くて行くのに何時間もかかっては困りますよね。
そんなときはたとえばあなたが埼玉県さいたま市に住んでいるとしたら
さいたま市 ラーメン おすすめ |
で検索します。
これでさいたま市内のおすすめのラーメン屋さんが表示されるようになりました。キーワードとキーワードの間にスペースを空けて調べる方法は基本中の基本です。
さらに詳しく知りたいときはキーワードを加えていけば良いのです。
検索の例
・さいたま市 ラーメン おすすめ 安い
・さいたま市 ラーメン おすすめ 味噌
ブログ運営にはキーワードが超重要!
知りたい情報を手に入れるためにはキーワードを意識する必要があるということがわかりました。
あなたがもしブログを始めたい!またはブログを運営していてあまり記事を読んでもらえないのならこのキーワードを再確認するべきでしょう。
あなたの書きたい記事は必ず、世の中の誰かが求めています。せっかくの素晴らしい記事も読まれなければ台無し。見つからなければ無駄記事になってしまいます。
キーワードを意識することは自分の利益のためだけでなく、読み手を第一に考えているってことなんです。
だから、もしもあなたが「今日はホイコーローを作りました」「おいしいプリンを食べてきたよ!」なんて記事タイトルを付けているならすぐに修正すべきです。
本のタイトルを付けるように考える
記事タイトルは検索結果に表示されるので特に意識する必要があるのです。本だってタイトルが大事。
たとえばあなたがメタボ体型の50代のオジサンだとします。あなたが痩せたいと思ったらどんなタイトルがふさわしいでしょうか?
・メタボ克服!50代からはじめる簡単ストレッチ
・オジサンでもできた!痩せるための超簡単な方法
・メタボは悪!オジサンのためのおいしいダイエット
・等質改善で54歳の僕が20キロ痩せた秘密
なんてタイトルはどうでしょうか?
ターゲットが「オジサン」「50代」なのであなたの心に響くはずです。本のタイトルを考えるように記事タイトルも考えましょう。
先ほどのホイコーロー記事に関しても、
・超おいしい!ホイコーローの作り方教えちゃいます
これは 「ホイコーロー 作り方」「おいしいホイコーロー 作り方」 がキーワードですね。
・ズボラ女でも超簡単なホイコーローのレシピ
「ズボラ女 簡単」「ホイコーロー レシピ 簡単」がキーワードですね。
・ホイコーローのカロリーは高め?副菜でバランスも考える
「ホイコーロー カロリー」「ホイコーロー 副菜」がキーワードになります。
当然ですが、タイトルに合った記事を書きましょう。世界一うまいとか、猫でも作れちゃう!なんてウソ誇大広告な釣りはダメですよ。釣り記事は一時的には読まれてもすぐに信頼を失います。
キーワードは似たような言葉があって悩む?
「おいしい」、「うまい」「デリシャス」などおいしいひとつとっても表現がたくさんありますがうまいで検索してもおいしいの記事が上位表示される可能性はあります。
実際に検索してみるのが一番です。たとえばおいしいホイコーローで一ページ目の検索結果が埋めつくされていたらタイトルを変えた方がいいでしょう。
検索の精度は日々上がっているのでそこまで深く考える必要はありません。うまいホイコーローのタイトルで書かれた記事が少ない場合はうまいホイコーローで上位表示される可能性は上がります。
”おいしいホイコーロー”でも ”うまいホイコーロー” でも味が良いことには変わらないので良い記事が書ければどちらで検索しても検索上位表示されるでしょう。
検索エンジンはYahoo?google?
検索結果はどこを参考にすればいいのか?なんて気になる人もいると思います。日本人は基本的にyahoo!を使う人がほとんどのようです。世界的に見ればグーグル検索が中心です。
2010年にグーグルとYahoo!は検索提携をしているのでどちらで検索しても結果は同じになるはずですが、実際は微妙に違う場合もありますよね。全く同じ検索結果とはなりません。
調べる人の多くがYahoo!を利用していることを考えると、基本的にはYahoo!の検索結果を意識すると良いといえます。その国々によって利用される検索エンジンは違うものです。
記事タイトル+濃厚な情報量がベスト
検索結果は書いた記事に対する相対評価です。
記事タイトルが重要なことはもちろんですが、良い記事タイトルを付けることができたら記事の内容もしっかりと意識しましょう。
意識するべき点は
・このキーワードで検索した人が求める情報は何なのか
・このキーワードで検索した人が知りたい関連する情報は無いか?あれば加えなければいけない
・わかりやすく書けているか?たとえば子どもが検索するようなキーワードであれば小さなお子さんでも読んでわかるような記事になっているか
・専門的な情報を書く場合は内容に間違いはないか
です。
たとえば納豆ダイエットなんてのが流行ったときがありましたが、実はテレビ関係者のつくりだしたデマ情報だったことが後から分かった、なんて話がありました。
テレビ番組の大げさな、未検証の情報のおかげて納豆が売り切れるお店が続出しました。情報は新鮮なものを、より正確に伝える必要があります。情報に誤りが見つかったときはすぐに修正しましょう。
大人だけでなく子どももネットで調べ物をする時代。年代によって知りたい情報は変わってきます。要は「その記事は誰に対して発信しているのか」を考えるべきなのです。
まとめ
記事タイトルの付け方はおおまかに「記事を書いてから考える派」と「タイトルを付けてから書く派」に分かれると思います。好みの問題でもありますが、タイトルを先に決めておけば記事の内容がブレにくくなります。書きながら修正するのも良いでしょう。
記事を書いてからタイトルを決める際は、検索に引っかかるように無理矢理キーワードを詰め込むのはやめましょう。内容とタイトルにズレが生じるため読んだ人も「なんか求めてる情報じゃないなぁ」と感じてしまいます。
タイトルは釣りすぎず、そのキーワードで検索した人が答えを見つけられるようなものを考えましょう。当然ですが、記事で答えを出してあげましょう。
ブログ記事のキーワード選定に必要なこと、それは「自分が調べる立場だったら?」を考える。当たり前の話ですが一番たいせつなことなのです。