腐女子と百合好き男性の違い
- 2015/01/17
- 21:51
コメントをもらったので、今日はこれについて考察していく。一部抜粋します。コメントくれた方、ありがとうございます。当ブログではこれからも質問を広く受け付けていきます。
>私はいわゆる百合好きの男性です。最初私は、百合好きと腐女子は同じ穴のムジナだと思っていたのですが、ネットで調べてみるとどうやら違うらしいということを実感しました。違うなあと思ったところは百合好きは百合作品(もしくは女性キャラしかいない萌え系)でしか妄想しない人が多いのに対して、腐女子は一般作品で妄想する人が多いからです。この違いは一体何なのでしょうか?また、百合というジャンルには友情百合ということばがありかならずしも性愛、恋愛関係にはならないのですが、BLはほとんど性愛関係なのも違う点だと思います。しかもほとんどの百合好きは自分の性癖を隠していますし(普通じゃないことを理解しているから)
まず、通常の百合男子と違う存在として、底辺系百合男子について当ブログで語ったことがある。また底辺系百合男子よりも腐女子はタチが悪い存在だとも書いた。
今回コメントをくれたのは通常の百合好きの男性である。その質問に沿う形で考察していきたいと思う。
1違うなあと思ったところは百合好きは百合作品(もしくは女性キャラしかいない萌え系)でしか妄想しない人が多いのに対して、腐女子は一般作品で妄想する人が多い
2また、百合というジャンルには友情百合ということばがありかならずしも性愛、恋愛関係にはならないのですが、BLはほとんど性愛関係なのも違う点だと思います
3しかもほとんどの百合好きは自分の性癖を隠していますし(普通じゃないことを理解しているから)
当ブログで語ったことに関しては何記事か費やしてまとめが必要だと感じるが、今軽くまとめると、「BLとは夢小説好きの一形態であり、描かれるのは男同士の関係ではなく男女の関係であり、女嫌いの男好きが自分の本性に気づかないようにしている側面があり、彼女らは恋愛欲と性欲が強く欲求不満で、自分のセクシャルドリームにアクセスする手段としてBLを使っている」ということになる。
つい先日の栗本薫の著作についての記事でもちょっと触れたが、腐女子は『原作』はどうでもよく、また建前で男同士の関係に萌えているとは言うが、実際は『自分の理想の男女関係(自分がしたい恋愛関係)』を男同士に重ねているだけである。私の観察した腐女子に、「自分の好きな男キャラとの性的妄想をする場合、男性の親友同士の間柄として妄想すれば、原作で男キャラの傍にいる女キャラを妄想から弾きながら妄想できる」というキチガイがいたが、こうした態度が腐女子の基本と考えてほしい。
彼女らにとっては「男女のセクシャルドリーム、あるいは自分の望む恋愛の妄想」が先にあり、男同士の関係性というのはそのオプションであり、他の女と競争関係になるという強迫観念をはじきだしたり、自分の「他の女とは違う」という自意識を満足させるシチュエーションが男同士という因果関係でしかない。
非腐女子の女性で、男同士の関係性を「いい友情」として認識して好きになる人がいるが、通常の百合好きと近いのはこのタイプであろう。彼女らは原作で描かれる友情がありそれを好むという順番だが、腐女子は「妄想のために原作を選ぶ」という順番である。
腐女子が原作を選ぶ基準だが、好みの男性がいるかどうかと、ライバルとなる女性が少ないか、という部分が大きいだろう。腐女子が沸いた代表的作品であるテニプリを例にとると、テニプリには将来有望でスポーツ万能で美形で…と女性の好む男キャラが沢山いる。そしてほとんど女性キャラの出番はない。腐女子は、少女漫画と少年向けライトノベルに寄生することが少ないのだが、どちらも女性キャラが大活躍し、作品に占める男女恋愛の割合が高いからと思われる。女性キャラに感情移入できない腐女子にとってはこれは辛い。例外に電撃文庫のライトノベル『デュラララ』、少女向け恋愛シミュレーションゲームである『うたのプリンスさま』があるが、『デュラララ』は女性キャラの活躍度が低い。『うたのプリンスさま』は、女に人気のあるアイドル的男子がアイドルをやるという作品であり、腐れの男キャラへの欲がヒロインがいるストレスを押しのけた結果と解釈できる。腐女子が寄生する作品は、男キャラの割合が高く、魅力的な男キャラが多く、女キャラの数と出番が少なく、恋愛描写が少ないという特徴があるが、これはたいていの少年・青年漫画でそうである。テニプリ、鋼の錬金術師、進撃の巨人、黒バス……全てこの特徴を満たす。これが一般作品に腐女子がわくと言われる理由だと思う。
これで、1と2の疑問点には答えられたと思う。つまり、実質自分(受にした男キャラ)をヒロインとする恋愛妄想をしやすいかという観点で選ぶのが腐女子であり、女同士の関係性に萌えるのが百合好きなのである。だから腐女子は原作がどんなジャンルでもあまり関係なく、百合好きは原作の女キャラが強い関係性を持っている原作(それはたいてい百合か、まどマギや東方プロジェクトのような作品になる)で妄想する。また、実質、夢小説的な妄想をしているのが腐女子であり、友情・恋愛どちらにせよ女性同士の関係性に萌えるのが百合好きだ。
3の疑問点だが、腐女子がなぜこうも自分を自慢するのか…という点について後に考察を書こうと思っている。
だが、軽く触れるなら、腐女子は大多数(自覚しているだけでも四割)が「女嫌いの男好き」であり、そんな自分を正当化したがったり認めたくないという衝動を抱えている。
それで「他の女と私たちは違う」というポーズをとりがちであり、「素直に男キャラ×自分の恋愛妄想をする女」や「男が好きだから女が嫌いだとか理解できず、普通に女キャラが好きな女」や「そもそも男キャラの絡む恋愛妄想に興味が無い女」に嫉妬したり、理解できなかったりする。
そのため、「なんとしても腐女子である自分が正しいと認めさせたい」と思っている。だから、自分は腐女子だと誇るようになる。「実質的に夢小説好きのくせに、認められずに男同士の恋愛を眺めているだけの自分というポーズを取ってる」時点で、相当自意識をこじらせた面倒な女だと腐女子を理解してほしい。
通常の百合好き男性にとっては「なんだこいつら?」だろうし、そもそも腐女子以外の人にとっては「自意識こじらせててめんどくさそう」なのが腐女子である。
通常の百合好き男性と腐女子が違うのは当たり前なのだ。
一応、腐女子に近い『こじらせた底辺の百合好き男性』という種類の百合好きもいて、これは自己嫌悪を男性性嫌悪に帰すなど、腐女子的な特徴を持っている。
ただその手の男性も、表面はおとなしいので女性に親和性を感じているということが多く、腐女子のように自己主張が激しくはない。
貰ったコメントをもとに、今回は考察をしてみました。
疑問解消の手伝いになれたら嬉しいです。
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