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2010年11月11日
必勝順張りパターン
リスクを低くしてトレードしたいのなら、順張りのトレードスタイルです。何故かというと、トレンドの方向に素直に向かってポジションを取る事は流れに乗るという事ですから、自然に勝率が高くなるのです。
一番いいのは、トレンドの発生したポイントでポジションを取る事です。波に乗り遅れると順張りトレードでは失敗する事もある為、できるだけ早い段階でそのポイントを掴みたいものです。しかし、その瞬間を見つける事はなかなか難しくて、一日中モニターとにらめっこしていないといけない事もあるでしょう。いくら専業のデイトレーダーでもあまり理想的なトレードスタイルではありません。順張りのトレンドに乗ったトレードというのは、殆どの場合がトレンドが既に発生している時に遅れずにその波に乗るというものです。
考え方:
1. トレンドの発生ポイントで乗れれば一番良い (むしろ逆張りに近い)
2. その機会を逃した場合でも、乗り遅れていなければOK
2が殆どの順張りトレードだと思います。1だと、トレンドの転換期を狙う事ですので、むしろ逆張りのトレードとも見えます。
さて、トレンドがあるかを確認するのには見ただけでも判断できますが、ラインを引くとさらに際立って見やすくなります。しかも、そのラインの角度に注目すると、トレンドの強さをより具体的に知ることになります。急な角度ほどトレンドが強いですね。逆に鈍角だと、トレンドがあるようなないような曖昧な傾斜になっている事に気づくはずです。その場合は、トレンドの定義としては弱いと思ってください。目安になる角度は、30度以上でしょう。
順張りですから、アップトレンドに相場が動いているなら、買いのポジションを取る事になりますし、ダウントレンドなら売りのポジション取りとなります。問題なのはタイミングです。乗り遅れるという事は、アップトレンドだと思って買いのポジションを取ったのに、相場が逆に動いてしまったということです。トレンドの始まりと終わりは予想は出来ますが、確実に知ることは不可能です。しかし、一旦トレンドが始まれば、ある程度の時間は続くだろうという期待があります。それでは、実際に高確率で安全な順張りトレードを紹介します。

ゆるいアップトレンドです。移動平均線の斜線の角度に注目すると分かりますね。黄色の線に近いロウソクも高値を更新していますね。移動平均線に触れたロウソクは、その直後に上昇しています。この価格の動きの傾向を利用してトレードをするやり方が順張りの必勝パターンです。

ダウントレンドの場合も同様に考えます。黄色の線付近のロウソクは確実に安値を更新しています。良い形のトレンドです。一旦移動平均線に近づくポイントを狙って売りのポジションを取ります。一旦は逆に動いた価格もまた下落し始めます。その動きのパターンを狙うわけです。
売買のポイントは、水色の丸印のポイントです。出来るだけ移動平均線に引き寄せてからポジションをとりましょう。ちなみに移動平均線は、21EMAや20SMAが基本となりますが、私の経験から言うと、強いトレンドの場合は10EMAなどがより的確に支持線・抵抗線として機能するようです。
**この記事はいわゆる押し目買い・戻り売りについてざっくりと説明したもので、この後に書いた以下の記事はより詳しく、プライスアクショントレードの視点で捉えたパワーアップバージョンがあります。MAトレードシステムが元になっているのですが、記事を書いた当時は私も比較的雑にトレードしていました。
プライスアクショントレードの詳解は下のリンクからどうぞ。
テクニカル分析・・・ポイッ、眼力を鍛えて相場分析! その一
移動平均線はこう使え!その一
MAトレードシステム その1
一番いいのは、トレンドの発生したポイントでポジションを取る事です。波に乗り遅れると順張りトレードでは失敗する事もある為、できるだけ早い段階でそのポイントを掴みたいものです。しかし、その瞬間を見つける事はなかなか難しくて、一日中モニターとにらめっこしていないといけない事もあるでしょう。いくら専業のデイトレーダーでもあまり理想的なトレードスタイルではありません。順張りのトレンドに乗ったトレードというのは、殆どの場合がトレンドが既に発生している時に遅れずにその波に乗るというものです。
考え方:
1. トレンドの発生ポイントで乗れれば一番良い (むしろ逆張りに近い)
2. その機会を逃した場合でも、乗り遅れていなければOK
2が殆どの順張りトレードだと思います。1だと、トレンドの転換期を狙う事ですので、むしろ逆張りのトレードとも見えます。
さて、トレンドがあるかを確認するのには見ただけでも判断できますが、ラインを引くとさらに際立って見やすくなります。しかも、そのラインの角度に注目すると、トレンドの強さをより具体的に知ることになります。急な角度ほどトレンドが強いですね。逆に鈍角だと、トレンドがあるようなないような曖昧な傾斜になっている事に気づくはずです。その場合は、トレンドの定義としては弱いと思ってください。目安になる角度は、30度以上でしょう。
順張りですから、アップトレンドに相場が動いているなら、買いのポジションを取る事になりますし、ダウントレンドなら売りのポジション取りとなります。問題なのはタイミングです。乗り遅れるという事は、アップトレンドだと思って買いのポジションを取ったのに、相場が逆に動いてしまったということです。トレンドの始まりと終わりは予想は出来ますが、確実に知ることは不可能です。しかし、一旦トレンドが始まれば、ある程度の時間は続くだろうという期待があります。それでは、実際に高確率で安全な順張りトレードを紹介します。
ゆるいアップトレンドです。移動平均線の斜線の角度に注目すると分かりますね。黄色の線に近いロウソクも高値を更新していますね。移動平均線に触れたロウソクは、その直後に上昇しています。この価格の動きの傾向を利用してトレードをするやり方が順張りの必勝パターンです。
ダウントレンドの場合も同様に考えます。黄色の線付近のロウソクは確実に安値を更新しています。良い形のトレンドです。一旦移動平均線に近づくポイントを狙って売りのポジションを取ります。一旦は逆に動いた価格もまた下落し始めます。その動きのパターンを狙うわけです。
売買のポイントは、水色の丸印のポイントです。出来るだけ移動平均線に引き寄せてからポジションをとりましょう。ちなみに移動平均線は、21EMAや20SMAが基本となりますが、私の経験から言うと、強いトレンドの場合は10EMAなどがより的確に支持線・抵抗線として機能するようです。
**この記事はいわゆる押し目買い・戻り売りについてざっくりと説明したもので、この後に書いた以下の記事はより詳しく、プライスアクショントレードの視点で捉えたパワーアップバージョンがあります。MAトレードシステムが元になっているのですが、記事を書いた当時は私も比較的雑にトレードしていました。
プライスアクショントレードの詳解は下のリンクからどうぞ。
テクニカル分析・・・ポイッ、眼力を鍛えて相場分析! その一
移動平均線はこう使え!その一
MAトレードシステム その1
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Posted by PipDealer at 14:08│Comments(8)
│初歩の学び
この記事へのコメント
大変勉強になるブログですね。
僕は自動売買でしか勝ててなくて
裁量では連戦連敗なので
こちらのブログで勉強して
リベンジしたいと思います。
僕は自動売買でしか勝ててなくて
裁量では連戦連敗なので
こちらのブログで勉強して
リベンジしたいと思います。
Posted by フォレックスショッカーとFX孔明で行こう南の島へ at 2011年04月03日 23:34
どうぞ参考にして下さい。^^ 裁量の場合でも中途半端だとやはり負ける事が多いですね。とことん勉強して柔軟性を身につければだいたい平均してシステムトレードより勝率が高くなりますよ。
Posted by PipDealer
at 2011年04月04日 04:19
こんにちは
PipDealerさんの分析が非常に高水準でかつ理解しやすいので勝手ながらYahoo知恵袋にてここを紹介させていただいています。
また自分の認識でおかしな点があればご指摘のほうをよろしくお願いいたします
かなり前からこのブログは拝見させていただいてるのですが非常に興味深く見させていただいております。
今後ともよろしくお願いします
PipDealerさんの分析が非常に高水準でかつ理解しやすいので勝手ながらYahoo知恵袋にてここを紹介させていただいています。
また自分の認識でおかしな点があればご指摘のほうをよろしくお願いいたします
かなり前からこのブログは拝見させていただいてるのですが非常に興味深く見させていただいております。
今後ともよろしくお願いします
Posted by らんだま at 2013年06月23日 13:12
らんだまさん、初めまして。役に立ててうれしく思います。
Posted by PipDealer
at 2013年06月24日 01:46
PipDealerさん、こんばんは。
今日も勉学に励んでおりますが、上のダウントレンドの図でのエントリーについて質問がございます。
このエントリーの根拠は「ダウントレンド形成後の移動平均線へのタッチ」ということでしょうか?
また、この場合は、反発を確認してからのエントリーですか? それとも反発を確認せず、引き付けるだけ引き付けてからエントリーでしょうか。
自分がこれまでインジケーターのシグナルでエントリーしていたため、シグナルが3つ以上無いとなかなかエントリーに踏み切れません。今回のケースのような「ダウントレンド」「移動平均線へのタッチ」という2つの根拠だけではビビッてしまいます。
今日も勉学に励んでおりますが、上のダウントレンドの図でのエントリーについて質問がございます。
このエントリーの根拠は「ダウントレンド形成後の移動平均線へのタッチ」ということでしょうか?
また、この場合は、反発を確認してからのエントリーですか? それとも反発を確認せず、引き付けるだけ引き付けてからエントリーでしょうか。
自分がこれまでインジケーターのシグナルでエントリーしていたため、シグナルが3つ以上無いとなかなかエントリーに踏み切れません。今回のケースのような「ダウントレンド」「移動平均線へのタッチ」という2つの根拠だけではビビッてしまいます。
Posted by karztack at 2013年08月07日 00:28
karztackさん、
上の記事はかなり雑な解説でしたね。現在の記事と比較するとどうしても疑問があるかと思いますが、過去の記事は順を追って読むなら少しずつ理解できるようになっていると思います。ちなみにこれは私自身の成長と同じです。
ただ、基本的・本質的なプライスアクショントレード手法のロジックは変わりません。特に2011年後半辺りからプライスアクショントレードの理解力が飛躍的にアップしましたので、記事の解説がより細かいものになっています。
この時も他の記事にあるように20SMAや21EMAのパラメーターを基本としています。エントリー条件としては、トレンドの角度と移動平均線にタッチしてからと記事にあるとおりですが、その他にも酒田五法の明けの明星・宵の明星なども参考にしました。画像を見てください。
条件は複数あれば概ね良いのですが、他のプライスアクショントレードの記事にもあるように、酒田五法、プライスフォーメーション、移動平均線、ボリバン、支持線・抵抗線などが必ず絡んでいるのに気づくはずです。
上の記事はかなり雑な解説でしたね。現在の記事と比較するとどうしても疑問があるかと思いますが、過去の記事は順を追って読むなら少しずつ理解できるようになっていると思います。ちなみにこれは私自身の成長と同じです。
ただ、基本的・本質的なプライスアクショントレード手法のロジックは変わりません。特に2011年後半辺りからプライスアクショントレードの理解力が飛躍的にアップしましたので、記事の解説がより細かいものになっています。
この時も他の記事にあるように20SMAや21EMAのパラメーターを基本としています。エントリー条件としては、トレンドの角度と移動平均線にタッチしてからと記事にあるとおりですが、その他にも酒田五法の明けの明星・宵の明星なども参考にしました。画像を見てください。
条件は複数あれば概ね良いのですが、他のプライスアクショントレードの記事にもあるように、酒田五法、プライスフォーメーション、移動平均線、ボリバン、支持線・抵抗線などが必ず絡んでいるのに気づくはずです。
Posted by PipDealer
at 2013年08月07日 01:13
本気でFXを勉強したく思い、最初の記事から読んでます
ちょっと質問なのですが、21EMAや20SMAの角度というのは横軸縦軸を調整する事によっていくらでも変わってしまうと思うのですが
どう対処すべきなのでしょうか?
ちょっと質問なのですが、21EMAや20SMAの角度というのは横軸縦軸を調整する事によっていくらでも変わってしまうと思うのですが
どう対処すべきなのでしょうか?
Posted by やじたく at 2014年05月04日 14:28
MT4のチャートをモニターいっぱいにして見ると一番良いです。視覚的に大きく変わるような調整などはどのインジケーターを使っても支障が出ますので、出来るだけそうならないようにした方が良いですね。
Posted by PipDealer
at 2014年05月04日 20:58
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