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アフガニスタン 自爆テロ相次ぎ28人死亡
2月28日 11時36分

アフガニスタン 自爆テロ相次ぎ28人死亡
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アフガニスタンの首都カブールにある国防省の前や東部のクナール州の知事公舎の前で自爆テロが相次ぎ、合わせて28人が死亡しました。このうち、国防省前の自爆テロについて、反政府武装勢力タリバンが犯行声明を出しました。
アフガニスタンのカブールにある国防省の前で、27日、爆発物を身につけた男が自爆し、国防省によりますと、これまでに15人が死亡、33人がけがをしたということです。事件のあと、反政府武装勢力タリバンが声明を出し犯行を認めました。
また、この爆発の数時間前には東部のクナール州のアサダバードでも、知事公舎の前でバイクに乗った男が爆弾を爆発させ、市民など少なくとも13人が死亡、40人がけがをしました。犯行声明などは出ていませんが、タリバンが活発に活動している地域だということです。
アフガニスタンで去年1年間に戦闘やテロに巻き込まれて死傷した民間人は、1万1000人余りと、国連が調査を始めた2007年以降では最も多く、治安は改善されないどころか悪化しています。
アフガニスタン政府は、タリバンに対し来月上旬までに中断している和平協議を隣国のパキスタンで再開するよう呼びかけてきましたが、相次ぐテロ事件で影響が懸念されます。

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