マンションで死亡の男性 １０か所以上に傷

2月28日 11時40分

２７日夜、東京・多摩市のマンションの部屋で、住人の２５歳の男性が刃物で刺されて死亡した事件で、男性の顔や腹などに１０か所以上傷があることが警視庁への取材で分かりました。警視庁は詳しい状況を調べるとともに、現場から立ち去った男の行方を捜査しています。

２７日午後９時ごろ、東京・多摩市永山のマンションの４階の部屋の玄関で、この部屋に住む会社員の福吉香平さん（２５）が血を流して倒れているのが見つかり、まもなく死亡しました。
警視庁によりますと、福吉さんは刃物で刺されていましたが、その後の調べで体には、顔や腹など１０か所以上に傷があることが分かりました。
これまでの調べによりますと同じ階に住む男性が、福吉さんと男が部屋でもみ合う様子を目撃していたほか、現場近くでは２０代くらいの黒い作業着を着た男が走り去る姿が目撃されているということです。
警視庁は死因の特定など詳しい状況を調べるとともに、現場から立ち去った男が事件に関わったとみて行方を捜査しています。