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ロシア野党指導者殺害から1年 支持者らが追悼
2月28日 6時26分

ロシア野党指導者殺害から1年 支持者らが追悼
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ロシアのプーチン政権を批判してきた野党指導者、ネムツォフ氏が殺害されてから1年になるのに合わせて、首都モスクワで野党勢力の支持者らによる追悼行進が行われ、参加者たちは事件の解明を求めました。
プーチン政権を批判してきたロシアの野党指導者、ボリス・ネムツォフ氏は去年2月、モスクワ中心部で銃で撃たれて殺害されました。ロシアの捜査当局は、チェチェン共和国の治安部隊の元幹部ら5人を逮捕・起訴し、1人を国際手配していますが、動機については明らかになっていません。
事件から1年になる27日、モスクワでは野党勢力の支持者らによる追悼行進が行われ、主催者側は2万4000人余り、警察はおよそ7500人が参加したと発表しました。参加者らは、ネムツォフ氏の写真や追悼のために黒いリボンをつけたロシアの国旗を掲げ、「ロシアに自由を」などと声を上げながらモスクワ市内の大通りを行進しました。参加した若い男性は「ネムツォフ氏は自由のために闘った。殺害によって大きな衝撃が広がったのに、事件が解明されないのは理解できない」と話していました。
ロシアの野党勢力は、プーチン大統領に忠誠を示す南部チェチェン共和国の指導者、カディロフ氏の関与を疑う見方を示していますが、政権側は言及を避けており、行進の参加者たちは速やかな事件の解明を求めました。

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