Photo by Kr. B.
こんちは!
うりだよー!!
こんな記事を読みました。
東海道新幹線のぞみには喫煙ルームがあるんですよねー。
自分が住んでいるのは東北。
かつては東北新幹線にも喫煙車がありましたが、確か平成20年くらいに完全に廃止になりました。
(検索したんだけど正確な情報がわからぬ・・)
自分も喫煙者なので、喫煙車じゃなくても喫煙ルームがある東海道新幹線が羨ましくも思ってたんですよね。
引用させてもらった記事では、
喫煙ルームに近接の車両では、タバコの臭いが染み付いているうえ、
そこを頻繁に出入りする乗客が拡散するタバコ臭さも耐え難い・・
ざっくりこんな感じで書かれています。
最近では禁煙ブームというか嫌煙ブームというか、
とにかくなんでもタバコダメダメ社会。
どこでもプカプカな状況でなくなった分、今度は隠しきれない臭いの問題が出てきたってことなんてましょうかね。
んで、今回は臭いをどーこーっていう話じゃありません。
自分が喫煙者であるからなおさらてますが、今回のタバコ関係のエントリーを見て、
かねてより抱いていたスモーカーの矜持みたいなものを吐き出しながら、
そろそろただの喫煙者から愛煙家、しかも、スマートなスモーカーになりませんか?
というお話です。
喫煙者の肩身は狭い
そもそもですが、喫煙者の肩身は近年どんどんせまくなっています。
飲食店では喫煙席が消え、居酒屋などのお酒を提供する場所でも完全禁煙を売りにするところも出てきたし、東京都をはじめ、条例で路上の喫煙を禁止しているところも多くなってきました。
さらに、最近は受動喫煙に配慮して、コンビニの店先や街のタバコ屋さんの前からスタンド灰皿が撤去されたりもしています。
そんなわけで、小狭い喫煙スペースであってもそこはオアシス。
砂漠でわずかな水を求めるように、このような喫煙所も時間によっては人でごった返します。
かつてホタル族なんて言葉もありましたが、家だから良いというわけでもなく、自宅の庭やベランダ、換気扇の下で吸っていても苦情がくるようになりました。
もうね、喫煙者完全包囲社会なわけです。
しかも、オリンピックに向けて網はさらに縮まってくることでしょう。
吸える場所と社会を守りたい
Photo by Ricardo Liberato
そんな感じなので、喫煙者にとっては、タバコを吸える環境はとっても大事です。
贅沢かもしれませんが、雨風をしのぐのは当然として、エアコンの効いた快適な環境で、好きなことしながらゆっくりと吸えるのはとても幸せなんですよね。
ところが、こんな状況にも関わらず、喫煙マナーが悪い人が多すぎます。
禁止区域での喫煙、歩きタバコ、ポイ捨てなどなど、枚挙に暇がありません。
多分、吸えない環境が増えたことによるストレスはこういうルール違反者の人でも同じなはず。
けど、こうやって、自らさらに環境を悪くするような行動をとってしまう。
自らの首を絞めてることに気づいてないんでしょう。
毎朝利用するコンビニで、毎朝会う学生さん風の男性がいます。
彼は、コンビニ前に置いてあるスタンド灰皿の横にいるにも関わらず、必ずタバコの吸い殻を足下に落とし、踏みつけて去って行きます。
『自分だけがやってるわけじゃない。』
こんな思考してても、みんなが『自分だけじゃない。』とか思ったら全体の思考になるんですよ。
もうやめませんか?そうゆうの。
こんなに批判されても自由に吸いたいのなら、自らその環境を守れるように振る舞わないといけないと思うんですよ。
JTの啓蒙活動
正確にいつから始まったのかは覚えてないんですが、こんなキャッチコピーやCM見たことありませんか?
これ、喫煙者にとってすごくハッとするキャッチコピーなんですよね。
とっても好きです。
過剰になると慣れてしまってだらけるのでよくないとも思いますが、
個人的にはもっと出してもらってもいいと思いました。
『作ってる会社だからこんなん言うの当たり前だろ。』
とか言わずに。
タバコ作ってる会社だからこそ、使ってる・吸ってる人に届くメッセージなんですよ。
マンガのネタにもなっている
「クロエの流儀」という作品をご存知でしょうか。
碧眼美少女JK、日出ずる国を一刀両断!
日本の高校に通うフランス出身女子、クロエ。
可憐なビジュアルを裏切る殿様口調でリスペクトするは、潔き日本文化なり…!
日常の何気なくも引っ掛かる瞬間を、遠慮無用で斬る!
この作品のなかに、タバコのお話があります。
肩身の狭い喫煙者に寄り添ったような話になっていて、個人的にはほっこりなんですが、世の中ではまぁ色々と叩かれているようで。笑
作者が喫煙者だからだーとかね。
けどさ、別に良くないですか?
散々虐げられ続けたタバコにだって、擁護があったっていいじゃないの。
嗜好品なんだから。
時に羨まれることもある
Photo by Valentin.Ottone
本来吸わない人からすると、
「煙い・臭い・体に悪い」と三拍子揃った大悪党なんですが、時に羨まれることがあります。
①微妙な時間を潰せること
5分、10分の微妙な時間を潰す時、とっても良さげに見えるらしいです。
確かに、何も考えてないのもありますが、楽チンですよね。
②間を持たせる1つの道具になっていること
カフェや飲み会で話している時に、会話に間が生じる時がありますよね?
そんな時、タバコはその間を取り持つ優秀な道具に見えるらしいです。
③そもそもなんか美味しそう
どんな悪天候でも吸いに行きたくなり、そして一口吸い込んだ後の顔をみると、
さぞ旨いもんなんだろうなぁ・・という感情になるみたい。
これに関してはさ、ただのタバコ中毒なんだと思うよ。笑
④1人で「無」になれそう
時には1人何も喋らず、考えず、「無」になりたくなりますよね?
そんな時、とっても良いツールに見えるらしいです。
そんな嗜好品だからこそ
『マナーを守って、ゆったりとタバコを楽しめる環境を皆で守っていきましょうよ』
と俺は言いたいのです。
この禁煙禁煙の波に、「嗜好品だからいいだろ」とか、「税金納めてんだから」とか言って憤るばかりの人もいるけど、それは違うと思うんですよね。
こんな時代だからこそ、
自らを律して、自ら環境を守れるよう気を付けなければいけない。
嗜好品を楽しみたいなら、
自由の意味を履き違えちゃいけないんです。
求められるのは基本の基本
『場所を守る・ポイ捨てしない・他人に不快感を抱かせない』
たったこれだけ。
自分は気を付けていても、街を歩けばまだまだ路上喫煙・歩きタバコのオンパレードです。
基本の基本をスモーカー皆が徹底すれば、環境はきっと守れます。
基本だけど、これがきちんとできる大人はとーっても素敵でスマートだと思うんです。
こんな感じでみんながスマートスモーカーになれば、きっと世の中もっと良くなるんではないかなあ。
スモーカーのみなさん、今日もゆっくり一服できる喜びを明日にも繋げましょう。
非スモーカーのみなさん、きちんとマナー守るので、この喜びの時間も許して下さい。
こんな感じでっ!
んでねぃ。