1億円不正送金疑い、中国人逮捕
ネットバンキングで
インターネットバンキングで不正送金された約1億円のうち約400万円を引き出したとして、警視庁と兵庫県警の合同捜査本部は26日までに、不正アクセス禁止法違反と組織犯罪処罰法違反(犯罪収益隠匿)などの疑いで、いずれも中国籍で東京都新宿区の無職邸慶梅容疑者(28)と、江東区の無職劉海成容疑者(37)を逮捕した。
合同捜査本部によると、不正送金の約3分後に、約1億円のほとんどが6都府県で引き出されていた。2人は「出し子」と呼ばれる現金の引き出し役で、合同捜査本部は不正送金を実行した指示役が中国にいるとみて全容解明を進める。
「全く知らない」と容疑を否認している。
(カテゴリー:社会)