はぁはぁと息を切らすような運動は嫌い。そう言い切る女性に朗報です! 体についた余分な脂肪を運動によって燃焼させるとき、一番脂肪が燃えやすい運動レベルは、そこまで激しいものではないんです。
そんな“脂肪の燃えどき”を判断するのに、ひとつの目安となるのが心拍数です。
効果的に脂肪を燃やすために、心拍数をどうやって利用していったらよいでしょうか。『About.com』の情報を参考に、お伝えします。
■心拍数と運動の関係
安静にしているときの一般的な心拍数は、成人の場合1分間あたり70回程度。でも運動をすると心拍数は上がり、激しい運動になるほどさらに上がっていきます。
そんな最大心拍数に対して、60%程度の心拍数をキープしながら運動すると、脂肪が燃焼されやすいと言われています。80%以上は息が切れるような状態で、60%くらいなら多少なら会話もしながら運動ができる程度でしょうか。
心拍数は人によって異なりますし、年齢にも左右されるため、ここではカルボーネン法という有名な計算のやり方をご紹介します。
(1)最大心拍数を計算する
最大心拍数=220-年齢
例:30歳の人なら、220-30=190となります。
(2)60%強度の運動時の目標心拍数を計算する
目標心拍数=(最大心拍数-安静時心拍数)×0.6+安静時心拍数
例:安静時心拍数が70で30歳の人なら、(190-70)×0.6+70=142となります。
つまり、30歳で安静時の心拍数が70の人の場合、142くらいの心拍数で運動を行うと、脂肪が燃えやすくなるということです。ちなみに、今回は60%の場合で計算しましたが、50%や70%でも同様に目安の心拍数を算出できます。
■やっぱりいい有酸素運動
ここで紹介した60%程度の運動というのは、息が途切れ途切れになるような激しい運動ではなく、ウォーキングや軽いジョギングなどの有酸素運動がまさしく当てはまります。
ハードに体を動かすほど体への負担は大きくなり、ダイエットに効いてきそうと思うかもしれませんが、脂肪燃焼にはそうではないということです。
心拍数は、手首の内側や首のサイドにある動脈に手を当てて、簡単に自分で測れます。時計の秒針を見ながら10秒間に何回脈が打つか数え、それを6倍すれば1分間の脈拍になります。
自宅で簡単なエクササイズをするときも、自分の脈を測りながら行ってみると、良いかもしれません。
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【参考】
※ How to Calculate Your Target Heart Rate Zone – About.com
【画像】
※ Image Point Fr / Shutterstock