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ジカ熱 フランスでも性交渉で感染か2月28日 5時40分
中南米を中心に流行しているジカ熱について、フランスの保健相はフランスでも初めて、性交渉で感染した可能性がある患者が報告されたことを明らかにしました。
ジカ熱は蚊が媒介する感染症で、中南米を中心にこれまでに40の国と地域で感染の拡大が確認され、妊娠中の感染と先天的に頭部が小さい小頭症の子どもが産まれることとの関連が指摘されています。
フランスのトゥーレーヌ保健相は27日、フランスのメディアに対し、パリ周辺の地域に住む女性1人が性交渉によってジカ熱に感染した可能性があることを明らかにしました。この女性は感染が報告された地域への渡航歴はないものの、パートナーの男性がブラジルから帰国しており、このパートナーから感染したとみられるということです。女性は妊娠しておらず、ジカ熱を発症しているものの症状は軽いということです。
フランスではタヒチを中心とするフランス領ポリネシアで2013年から14年にかけてジカ熱の感染が広がり、人口のおよそ70%が感染したとみられていますが、性交渉によるとみられる感染が報告されたのは今回が初めてだということです。
一方、アメリカではCDC=疾病対策センターが今月23日、性交渉による感染の可能性がある患者が14人報告されたことを明らかにしています。
フランスのトゥーレーヌ保健相は27日、フランスのメディアに対し、パリ周辺の地域に住む女性1人が性交渉によってジカ熱に感染した可能性があることを明らかにしました。この女性は感染が報告された地域への渡航歴はないものの、パートナーの男性がブラジルから帰国しており、このパートナーから感染したとみられるということです。女性は妊娠しておらず、ジカ熱を発症しているものの症状は軽いということです。
フランスではタヒチを中心とするフランス領ポリネシアで2013年から14年にかけてジカ熱の感染が広がり、人口のおよそ70%が感染したとみられていますが、性交渉によるとみられる感染が報告されたのは今回が初めてだということです。
一方、アメリカではCDC=疾病対策センターが今月23日、性交渉による感染の可能性がある患者が14人報告されたことを明らかにしています。