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中山間地域に施設集約 有識者会議で検討2月28日 4時46分
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政府は地方創生に向けて、中山間地域などの生活環境を改善するため、診療所や保育所、商店といった施設の集約を進めたい考えで、新たに有識者会議を設置し必要な法整備などについて検討を始めることにしています。
政府は地方創生に向けて、過疎化が進む中山間地域などで住民が暮らし続けることができるよう生活環境を改善するため、診療所や保育所、商店といった医療や福祉、買い物に関する施設を集約する、いわゆる「小さな拠点」を全国千か所で設けることを目標に掲げています。
この小さな拠点の整備に向けて政府は、石破地方創生担当大臣のもとに新たに有識者会議を設置することにしていて、座長には農村が抱える問題を研究している明治大学の小田切徳美教授を起用する方向で調整を進めています。有識者会議は近く初会合を開き、拠点を整備するうえでの課題や必要な法整備、それに地元自治体との協力の在り方などについて検討を始めることにしています。政府は有識者会議での議論の成果を、ことし6月をめどに改訂する地方創生の基本方針に反映させることにしています。
この小さな拠点の整備に向けて政府は、石破地方創生担当大臣のもとに新たに有識者会議を設置することにしていて、座長には農村が抱える問題を研究している明治大学の小田切徳美教授を起用する方向で調整を進めています。有識者会議は近く初会合を開き、拠点を整備するうえでの課題や必要な法整備、それに地元自治体との協力の在り方などについて検討を始めることにしています。政府は有識者会議での議論の成果を、ことし6月をめどに改訂する地方創生の基本方針に反映させることにしています。