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ホンダ社長「タカタへの支援 今考えていない」
2月24日 17時09分

自動車部品メーカー「タカタ」が製造したエアバッグで、リコールが相次いだ問題で、ホンダの八郷隆弘社長は、「タカタへの経営支援は、今考えていない」と述べ、今後、本格化するリコール費用の分担などの協議でタカタを支援することに慎重な考えを示しました。
この問題は、タカタが製造したエアバッグで、異常な破裂が起きて、最悪の場合部品が破損して飛び散るおそれがあるもので、リコールの対象台数は、アメリカで最大2400万台、日本で1259万台に上ります。総額で数千億円になるとみられるリコール費用は、自動車メーカーが、いったん全額を負担しながら修理を進めています。
これについて、リコールの対象台数が最も多いホンダの八郷社長は、24日の記者会見で、「まずやらなければいけないのは、リコール対象となっているエアバッグ部品の交換を早急に進めることだ」と述べる一方、「タカタへの経営支援は、今考えていない」と述べ、リコール費用の分担に当たっては、タカタの負担割合を小さくするなどといった形の支援には慎重な考えを示しました。
一連の問題を巡っては、自動車メーカー側がアメリカで行っていた原因調査の結果がまとまったことなどを受けて、今後、自動車メーカーとタカタの間で負担の割合などの協議が本格化する見通しです。

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