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九州新幹線長崎ルート「リレー方式」で早期開業を
2月24日 20時35分

新型車両での平成34年度の開業が困難になっている九州新幹線長崎ルートについて、JR九州は24日、与党の検討委員会で武雄温泉駅で新幹線と特急を乗り継ぐ「リレー方式」をとって、予定どおり平成34年度までに開業させるべきだという考えを示しました。
九州新幹線長崎ルートを巡っては、「フリーゲージトレイン」と呼ばれる新型車両の開発が遅れ、国土交通省は新型車両での全面開業は予定の平成34年度よりも遅れる見通しを示しています。
この問題について話し合う与党の検討委員会が24日開かれ、JR九州の青柳俊彦社長から意見聴取が行われました。会合は非公開でしたが、関係者によりますとJR九州は「新型車両の開発は遅れるが、武雄温泉と長崎の間では平成34年度までにフル規格の新幹線が整備され、その効果を九州全体に波及させるためには早期に供用される必要がある」という考えを示したということです。
そして、武雄温泉駅のホームで新幹線と特急を乗り継ぐ「リレー方式」をとって、平成34年度までに暫定的に開業させるよう求めました。
長崎ルートを巡っては、長崎県が「リレー方式」をとるなどして開業時期を守るよう求めているほか、佐賀県も23日、「リレー方式」で開業する場合の追加の費用を国が負担することなどを条件に、「リレー方式」での平成34年度の開業を検討する意向を示しています。
与党の検討委員会では今後数回会合を開いて対応策をまとめることにしています。

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