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明治安田生命 一部保険の予定利率引き下げへ2月23日 20時06分
日銀が導入したマイナス金利政策で、資金の運用が難しくなっているとして、生命保険大手の「明治安田生命」が、「一時払い終身保険」の一部の商品について、来月以降、契約者に約束する利回りである「予定利率」を引き下げることになりました。
発表によりますと、「明治安田生命」は、来月以降の新しい契約分から、貯蓄性の高い「一時払い終身保険」の一部の商品で、契約者に約束する利回り「予定利率」を、今の年0.85%から、過去最低の0.75%に引き下げます。
日銀によるマイナス金利の導入後、生命保険大手が「一時払い終身保険」の予定利率を引き下げるのは初めてで、明治安田生命では国債の利回りの低下などで安定的な運用が難しくなっているためとしています。
予定利率の引き下げで、例えば50歳の男性が契約時に1000万円の保険料をまとめて支払った場合、10年後以降にもらえる保険金は1162万円となり、引き下げの前よりおよそ36万円少なくなります。
マイナス金利政策の導入後、生命保険会社の間では「一時払い終身保険」の一部の商品が相次いで販売停止になっていて、今後も運用難を理由に商品を見直す動きが広がりそうです。
日銀によるマイナス金利の導入後、生命保険大手が「一時払い終身保険」の予定利率を引き下げるのは初めてで、明治安田生命では国債の利回りの低下などで安定的な運用が難しくなっているためとしています。
予定利率の引き下げで、例えば50歳の男性が契約時に1000万円の保険料をまとめて支払った場合、10年後以降にもらえる保険金は1162万円となり、引き下げの前よりおよそ36万円少なくなります。
マイナス金利政策の導入後、生命保険会社の間では「一時払い終身保険」の一部の商品が相次いで販売停止になっていて、今後も運用難を理由に商品を見直す動きが広がりそうです。