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ベトナムに日本技術活用の最先端農業施設
2月24日 20時41分

情報通信技術を活用して、農産物の品質向上や生産の効率化を目指す日本の最先端の農業を紹介する施設が、ベトナムに設けられ、ベトナムの農業の近代化や日本の技術の販路拡大につながることが期待されています。
これは、情報通信技術を活用した野菜の生産施設で、大手電機メーカーの富士通がベトナムのIT企業と共同で首都ハノイにある国立の農業研究機関の敷地に設けました。
24日は開設を祝う式典が開かれ、ベトナムのファット農業農村開発相は「施設が、ベトナムの農業の近代化に貢献することを望んでいる」と述べました。
およそ400平方メートルの施設には、レタスの栽培工場とミニトマトを栽培する農業用ハウスが設けられ、専用のセンサーで収集した温度や湿度などのデータを基に施設内のカーテンや送風機を自動で制御する最先端の農業技術が紹介されています。
ベトナムは国民の70%が農業に従事する農業国ですが、非効率な生産体制や農薬の過剰使用など多くの課題を抱えています。
今回の施設は、ベトナムの農業の近代化に加えて、日本の最先端の技術の販路拡大にもつながることが期待されています。

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