皆さまが鍼灸治療や整体を受けるにあたって、いつも最高級の言葉を尽くして先生を褒め称えているかと思います。
しかし、長い期間治療を受け続けていると、褒めのボキャブラリーも無くなってきて、私のブログ同様「ネタ切れ」に悩まされるかと思います。
もちろん、皆さまは優秀なお客様でしょうから、数々の褒め言葉をストックして項目ごとに分けているのでしょうけど。
- 治療家が思わず照れた、褒め言葉集
- 先生の治療技術で凄いと思った108のテクニック
- ドナルドトランプすぎる!全く癒されない治療家の話術
エバーノートには、こんな感じでタイトルつけて褒め言葉を保存しているのではないでしょうか。
鍼灸師の私が素直に喜んだ褒め言葉のポイント
「治療前と全然違う!」とか「こんなに軽く動けるなんて奇跡!」という感じで喜ばれると、心の底から嬉しく思います。ポイントは「奇跡の演出」にあります。
もちろん「あ、普通に痛くない」みたいなのだって嬉しいんですよ。
むしろそれが普通のリアクションだと思います。
でも、テレビの食レポで芸人さんが食べ物を口に含んだ瞬間に、バカでかい声で「美味しい!」って叫ぶじゃないですか。しらじらしいと思いつつも、やはりあんな感じで「治った!」って喜ばれると、治療家として嬉しくなるのです。
奇跡を演出するために覚えておきたいツボ
腰腿点(ようだいてん):腰の治療に効くツボ
手の甲、指の骨の間に2つあります。これは腰痛のツボなのに腰に触れない。というのがミラクルなポイント。このツボを押されたり針された瞬間に「腰が軽くなった!すごい!」って言ってくだされば、治療家も「まぢで!?」って驚きます。そこから褒め言葉をたたみかけるように浴びせると、治療家は昇天します。
裏内庭(うらないてい)、失眠(しつみん)
裏内庭(うらないてい)
足の裏、人さし指下の肉球みたいなところにあります。これは食中毒のツボとして知られており、腹痛に効きます。押された瞬間トイレに駆け込んでから「こんなにスッキリしたの初めて!」っていうのを「長年苦しんできました」という苦労話しから、涙ながらに語ってみましょう。物語のシナリオで参考になるのは青汁CMの「キラリ元気人」が良くできています。
失眠(しつみん)
かかとにあるツボで、不眠症に効くツボです。このツボを押された瞬間、イビキかいて寝ましょう。
もはや言葉なんていらない。効能どおりに効いて結果が出る。この上ない喜びです。
「冷静になれるツボ」「厄介事を回避できるツボ」の効果的な押し方
大根の幅広い効能。風邪からストレス緩和まで辛み成分にある思わぬ効果