報道ステーション 2016.02.25


当番組は同時入力の為、誤字脱字が発生する場合があります。
≫こんばんは。
≫早速ですが今日のコメンテーターのご紹介です。
おなじみの憲法学者の木村草太先生です。
よろしくお願いします。
急遽、しつらえたこのセットは木村先生にぴったりのセットともいえると思いますが。
今日は番組の後半になりますが憲法改正の原点を見たというその特集を構えております。
あるジャーナリストの方が国立公文書館であるものを発見いたしました。
60時間以上に及ぶテープなんですがそれをぐっと凝縮して59年前の憲法調査会の模様これを見ると驚くべきことが見えてくるという特集があります。
そのためのセットです。
その前に冒頭でお伝えするニュースは大変なことが今日起きてしまいましたね。
大阪で。
ちょっと、こちらをご覧ください。
昼時です。
大勢の買い物客でにぎわっておりました交差点付近で事は起きました。
大阪の繁華街阪急梅田駅前でありますがこの黒い車が次々と歩行者をはねました。
歩道に乗り上げてホテルの前の花壇のところで人を挟みこむ形で最終的に止まりました。
必死の応急処置を倒れた方々にやっているところであります。
大変なことが起きてしまったんですがどの方角、方向からきて車はどういう道筋をたどったのか。
これはまだわかりづらいところがあります。
簡単に、VTRでその詳細をご覧いただく前にここで整理しておきたいと思います。
この×のところが最終的に車が花壇に突っ込んで止まったところなんですが。
その手前に交差点がありますね。
ある目撃談に番組としては注目しております。
それは交差点付近から反対側のずっと手前のところなんですねちょっと引いていただけますか。
こうして引いたところ、ちょうどコンビニの斜め前になるんですがこの事故の車が止まっていたのを目撃した人がいます。
そして、止まっていてそのあとハザードランプをつけていたようです。
そのあと、結果的にはこの黒い車は急発進して一番左側の車線を進みました。
そして、この辺りで一度、ガードレールに激突しております。
バンパーの一部、破片が落ちていたといいます。
それでもなお発進し続けます。
進みまして一番左側の車線を真っすぐ行って赤信号を突き抜ける。
そして横断歩道は青だったわけです。
そのまま若干右のほうに折れていきますがホテル前を通過してもうすでに歩道に入っていますが次々人をはねてここで止まった。
およそ150mの間の出来事ということがいえます。
≫辺りに悲鳴が響き渡る中車は、花壇に突っ込みようやく停車した。
大阪・梅田の繁華街。
暴走した乗用車が次々に歩行者をはねた。
≫車は、あちらの方向から走ってきました。
そのときスクランブル交差点の歩行者用の信号が青になりましてこのように歩行者が渡り始めていました。
そこに車がかなりのスピードで突っ込んできたといいます。
≫これは事故直後に現場で撮られた映像。
駆けつけた救急隊員が事故車のすぐ脇で心臓マッサージを行う。
事故を起こした車のフロント部分は大きくへこみフロントガラスも大きくひびが入っている。
運転手が残されているのか車内を救急隊員が調べている。
車の後方には毛布に包まれ介抱を受ける人の姿も。
午後0時30分過ぎ。
通行人から歩道に車が突っ込んだと通報が入った。
現場はJR大阪駅のすぐ近く。
周辺には大型家電量販店やデパートなどの商業施設が密集していて日中から多くの人でにぎわう場所だ。
事故を起こした車は4車線の道路を西側から交差点に進入。
ここで多くの人をはねたという。
≫歩行者が青信号で歩いている状況。
この交差点はスクランブル交差点で歩行者側が青信号のとき車は全て赤信号となる。
目撃者によると事故を起こした車は赤信号を無視し交差点に進入してきたという。
昼時、交差点にはたくさんの人がいる時間帯だった。
そして、車は交差点付近で人をはねたあとも止まることなく、走り続けた。
≫車は、ここから歩道に入りましてこの狭い歩道を横にぶつかることなくスピードも落とさずに走っていきました。
そして70〜80mほど人を4〜5人はねていきましてあちらの花壇へと、ぶつかって止まったということです。
≫事故を起こした車は歩道を40mほど走ったあとホテル前の花壇にぶつかりようやく止まった。
警察や消防などによると20代から70代までの男女10人がこの事故に巻き込まれた。
このうち50歳代の男性が搬送先の病院で死亡した。
車と花壇の間に挟まれ死亡したとみられている。
このほか、20代女性が意識不明の重体。
35歳の男性が頭蓋骨を骨折するなど5人が重傷。
3人が軽傷だという。
≫事故を起こした車を運転していた人物。
奈良市の会社経営大橋篤さん、51歳。
大橋さんも病院に運ばれたがその後、死亡が確認された。
≫午後4時10分です。
車、左の部分が少しへこんでいるのが見えます。
前方部分は大きくフロントガラスが割れましてバンパーの部分は完全にひしゃげています。
≫今のところ、薬物摂取や飲酒などは確認されていない。
なぜ、大橋さんの車は歩行者に突っ込みそして、止まることなく暴走したのか。
交差点から100m手前。
すでに、大橋さんの異変は目撃されていた。
≫目撃者によりますと事故を起こしたと思われる車はちょうどこの場所にハザードをつけた状態で止まっていました。
その後、車は突然発進しまして20mほど先のこちらの縁石に左後ろのタイヤが乗り上げこの柵に接触しながら交差点へと向かっていきました。
ブレーキランプは一度もつくことなく何人もひいていったといいます。
≫4車線あるうち最も左の車線を走り続け途中、縁石や柵にぶつかったという車。
周囲にはバンパーの破片のようなパーツが散乱している。
スピードを下げることなく一直線に走っていった車はそのまま交差点に進入した。
ほかの車に接触したという情報はこれまでにないことから前を走っていた車がいなかった可能性が高い。
交差点に進入する直前こちらの女性は運転席に座る大橋さんの異様な姿が目に飛び込んできたという。
≫一度路肩に止まっていた状態から急発進しそして、交差点に差し掛かる際ハンドルを握っていなかったように見えたという目撃情報。
何か異変を感じたため車を止めたのか。
その後なんらかの理由で意識を失い足がアクセルを踏みつけたことで急発進してしまったのか。
詳しくはわかっていないが運転していた大橋さんが経営する会社の従業員によると大橋さんに持病があるとは聞いたことはないという。
これは大橋さんのフェイスブック。
これを見ると、普段からマラソン大会に参加するなど健康に問題を抱えているようには見て取れない。
また、大橋さんは会社を経営する傍ら講演活動なども積極的に行っていた。
少なくとも今日の午前中の動きからは異変は感じられない。
フェイスブックでは今日の午前中大阪の南部で講演していたことを載せている。
午後にJR大阪駅付近で何か予定していたのか。
本人のツイッターによると阪神高速を使い梅田に到着している。
事故直前今日正午ごろのことだ。
その後、交差点手前の路肩にハザードランプをつけたまま停車した車。
交差点に突っ込んでいった。
≫現場付近に今富川悠太アナウンサーがいます。
富川さん梅田からお願いします。
≫事故は、こちらのホテルの目の前で起きました。
このホテルは去年に大規模改装したばかりなんですけれどもその1年前2014年4月にはあのSTAP細胞問題で小保方晴子さんがSTAP細胞はありますと会見で話した場所でもあるんですね。
じゃあ、どんな場所なのかといいますと、阪急梅田駅とJR大阪駅の間に位置していまして、1日中人通りが多い場所なんですね。
事故が起きた時間帯正午過ぎというのは特にお昼休みで出てきている会社勤めの方もいらっしゃるので人通りは比較的多かったそうです。
そんな中車があちらから突っ込んできたというわけなんです。
事故を起こす前、車が路肩に止まっていたというのはここから100mほど先の場所です。
そこから急発進して接触しながら、この交差点に突っ込んできたわけなんですが目の前で見ていた方の話によりますとこの交差点に入ってきた時点でもう運転していた男性はハンドルから手を離していてそして意識がないように見えたということなんですね。
車はそのまま直線状、こちらの歩道から入っていきます。
事故を起こした車の車幅と私の手の幅が、ほとんど同じだと思ってください。
いかに、この狭いところを走っていったかわかると思います。
ただ、右にも左にもぶつかった跡はありません。
目撃者によりますと60キロほどのスピードでスピードを落とさずに何人もこちらで、ひきながらあちら、花が手向けてありますこの花壇にぶつかって止まったそうです。
花壇と車の間では1人挟まれて亡くなってしまっています。
事故直後に駆けつけた方の話によりますと運転手は意識なく、ぐったりした様子だったそうなんですね。
つい先ほど、運転していた男性の知人の方に話を伺ったんですが男性は普段からバイクが好きで活動的でスポーツも好きで。
先ほどVTRであったマラソンの格好は、先月末に10kmマラソンを完走したときの写真なんだそうです。
非常に健康で持病があるという話は聞いたことがないそうです。
じゃあなぜ事故が起きてしまったのか。
警察は明日以降に司法解剖を行うとしています。
≫富川さんもちろん断定することなどは一切できませんが一部報道によると大変元気だったという男性ですが運転していた。
一方で、これはこの事故直前に心臓に近い血管に異変が生じたのではないかという見方も報道されてます。
それが正しいかどうかは別として富川さんも1年中ずっといろんな現場を走り回っている中で例えば交通事故でも今までは居眠り運転とかそういう、脇見運転と片付けられていた中に体調が急変した直後に事故を起こしているというケースもかなり増えてきている現状がある。
もしそうだとすると、例えば今後の課題として脳や心臓系統に疾患、慢性的なものがない方でも水分補給とかいろいろ含めてやらなきゃいけないとかいろんな手立てを考えなきゃいけない感じになってきているんじゃないでしょうか。
≫本当に、我々も普段、普通に生活していても急に痛んだりっていうこともありますから車を運転していて、通常の状態で常にいられるかといったらそうではないと思うんですよね。
ですので1回止まったというのがどんな理由で止まっていたのかわかりませんが、その時点でもし異常を感じていたとするならばその場で止まっているのが正解だったと思いますしそのまま通常の状態だったとして発進したとするならばその時点で何か起きてしまったということですからそれはもう防ぎようがない状態になってしまったということになりますね。
≫富川さん現場に立っていると本当に昼時人生のひとコマとしてそこを歩いている方の中でいきなり通り魔に遭うようにして巻き込まれて亡くなってしまう。
本当に、家族の方々も含めてご本人も含めてたまらなく気の毒でつらいですよね。
≫本当、いつも現場にいて全くその感じがしますね。
普段どおり生活しているのに一瞬にして未来が奪われてしまうというのは被害者もそうですしその事故を起こしてしまった本人もまさにそれが言えると思います。
≫ありがとうございました。
富川アナウンサーでした。
木村さん、つらいですね。
≫私はやはり交通事故というのはもっともっと減らしていくことができるのではないかというふうに思います。
今回の事件はどうだったかわからないことが多いですが。
例えば飲酒をしていると運転ができなくなる装置の開発ですとかあるいは免許停止の要件を厳しくするなど技術的、法律的にできることというのはまだまだあると思うんですね。
また、交通事故を減らそうということに反対する人はこれは誰もいないと思うんですが交通事故というのはあまりにも日常的になってしまってそれを防がなきゃいけない減らすために特別な対策が必要なんだという意識がどうしても弱くなりがちだということには注意が必要だと思います。
昔は交通戦争という言葉がありまして。
これは、交通事故というのは戦争やテロと同じくらいにあるいは、それ以上に国民の安全にとって脅威なんだということをショッキングな言葉で訴えるためにそういう言葉が使われていたわけですけれどもやはり、そういう言葉を思い出して今回の事故のどこに原因があったのかまた、どうすればそういう事故を減らせるのかということをぜひ、今後の報道を見ていってほしいなと思いますね。
≫自動運転の車に関してもいろんな見方が出てきておりますけどもちろん最終的に目的地に自動で連れて行ってくれるというその壮大なプランもありますがすでにそういう技術ができつつあるというとドライバーの体調異変をキャッチしたらとにかくそれ以降であっても何がなんでも歩いている人を事前に感知して、必ず車が止めると。
そういう装置も、決してこれは絵空事ではない。
もうできつつあるのでこういうことがもっともっと自然に定着してそういう装置がついていくというね。
やっぱり、そういうことも考えなきゃいけない時代にきたかなという気がします。
≫技術というのは≫南米を中心に猛威を振るうジカ熱ですが日本でも感染者が確認されました。
先ほど、厚労省が行った会見によりますと川崎市の10代の男性ということです。
男性は今月9日からブラジルを観光で訪れていて、そこで発熱。
22日に帰国したということです。
≫ブラジルで最大150万人が感染し猛威を振るっているジカ熱。
今日日本で感染者が確認された。
神奈川県川崎市の10代の男性。
今月9日から家族と一緒に観光でブラジルに旅行。
20日に現地で発熱。
22日に帰国後発疹などの症状が出て県内の医療機関を受診し尿を調べたところ今日、ジカウイルスの感染が確認された。
≫ジカ熱は蚊が媒介する感染症。
ジカウイルスの潜伏期間は最大12日とされていて38.5度ほどの発熱や頭痛、関節痛発疹などの症状が1週間程度続く。
ただ、ウイルスに感染しても発症するのはおよそ2割だ。
10代の男性の容体は安定していて現在、隔離などはされておらず自宅で療養しているという。
日本ではジカ熱対策として先週から空港などでサーモグラフィーなどによる水際対策が始まっているが今回の男性はすり抜けたことになる。
日本国内では3年前に当時ジカ熱が流行していたポリネシアから帰国した男女2人。
おととしタイ・サムイ島から帰国した40代男性。
合計3人のジカ熱感染者が出ている。
ブラジルでジカ熱が猛威を振るい始めてから小頭症が増加した。
そんな中での初めての感染者。
日本では、この季節蚊はほとんど飛んでいないが感染拡大の可能性はあるのだろうか。
≫大慌てで編集しまして、すぐお届けをしたわけですけれどもちょっと1か所わかりづらかったと思うんですけど性交渉はない、そして献血はないと言っている部分はこの感染したであろう10代の男性はご家族で行かれていて蚊に刺された自覚はなくてもそれであろうと。
性交渉でも移る可能性は十分指摘されているジカ熱ですがそれはない。
献血の行為もないということなんですね。
だから、やっぱり妊娠されている方にはとってもお気をつけていかなくては困るのでその周りの方々もとにかく、こうやってすっとすり抜けるじゃなくて流行している場所から戻ってきたときに発熱があってもなくても言わなきゃいけないしいろんなことをあれば、当然ですしね。
それから帰ってきてからも自覚症状がない人が多いわけですから、自分が流行している場所から戻ってきたんだと≫シャープがついに今日取締役会でその方針を決めました。
やはり、こちらですね。
従業員数100万人以上。
そして売上高15兆円という台湾の鴻海精密工業の傘下に創業100年を超えるシャープが収まるということになります。
≫シャープは台湾の電子機器受託製造の世界最大手の鴻海精密工業の傘下で再建を目指すことになった。
≫シャープをめぐっては鴻海と政府が出資する官民ファンド、産業革新機構が名乗りを上げていた。
なぜ鴻海を選んだのか。
鍵は、支援額の大きさだ。
鴻海は、およそ5000億円を出資するほか金融機関の債務を事実上、肩代わりするなど総額で6000億円強の支援を行う。
かつて液晶テレビの亀山モデルで一世を風靡した三重県亀山市。
≫ただ、気になるのは雇用の問題だ。
カク会長は40歳以下の従業員については絶対にリストラしないと答えていた。
≫先月末になって一転支援額の大きい鴻海が優勢だとみられていたがなかなか結論が出なかった。
≫理由の1つはカク会長に対する不信感だという。
≫シャープは鴻海に対して契約を途中で破ったときの保証金として1000億円を、あらかじめ支払うよう求めていた。
これを先週、鴻海が受け入れたことで事態が大きく動いた。
実は、シャープと鴻海との間には契約不履行という過去があった。
4年前、鴻海はシャープに出資を申し出たもののシャープの株価が下がるとドタキャンしたのだ。
≫1000億円の保証金はまだ振り込まれていない。
一方、鴻海に敗れた産業革新機構は政府が出資する官民ファンドだ。
その革新機構を所管するのは経産省だ。
≫革新機構はシャープの液晶部門を日立、東芝、ソニーの液晶部門を統合してできたジャパンディスプレイと一緒にする案を提案していた。
日の丸連合であるジャパンディスプレイには革新機構が出資している。
≫長内氏は世界規模で展開される電機産業の水平分業を踏まえたうえで日の丸連合の限界をこう指摘する。
≫今日1日シャープが鴻海の傘下に入るというニュースが流れる中午後6時過ぎになって鴻海は昨日の朝シャープから重要な文書を受け取ったとして中身は明らかにしていないがこの情報を精査する必要があるため正式な契約をいったん延期すると発表した。
ウォール・ストリート・ジャーナルは今夜、関係者の話として鴻海がシャープから将来発生する恐れのあるおよそ3500億円の債務リストを受け取ったと報じた。
≫早速、鴻海が揺さぶってきたのかなともとれる話が飛び込んでおりますが。
さて、ちょっと話が変わるんですが≫仙台市青葉区の民家で実弾や手榴弾のようなものが複数見つかったということです。
現場から中継です。
KHBの松本龍アナウンサーお願いします。
≫仙台市青葉区の民家で手榴弾のようなものが見つかりました。
直ちに爆発することはないということですが警察が付近の住民に避難を呼びかけています。
今日午前11時半ごろ仙台市青葉区国見ケ丘5丁目こちら住宅街なんですがこちらの空き家でリフォーム工事を行っていた業者から家の中で拳銃のようなものが見つかったと通報がありました。
そして、実弾と手榴弾のようなものが見つかったということです。
そして、手榴弾のようなものは安全ピンが刺さったままで、すぐに爆発する恐れはないということです。
警察は半径100mおよそ60世帯に避難を呼びかけています。
避難が完了次第処理に入るということです。
≫松本さん、組織的な背景とか一切わかってませんか?松本さん、聞こえますか。
東京からの声、聞こえますか。
聞こえてないようですね。
組織的なものが一切わからないのでね。
≫その辺りの詳細が≫東京では夜中から明け方にかけてこの冬4回目の雪が降りました。
冷え込みも厳しかったですね。
都内は0度前後。
ただ、全国で見るとこんなもんじゃないんです。
日本一寒い町でおなじみ北海道の陸別町は今朝、マイナス28.8度と今シーズン最低を記録しました。
ところが、この陸別町に程近い遠軽町に0.1度の差で負けてしまったんですね。
これについて広報の本間さんに聞くとちょっと悔しいと話していましたが実は驚きの事実を明かしてくれたんですというのも、陸別町にはしばれ研究所という独自の観測点があるんですね。
ここには気象庁お墨付きの温度計も設置されていてこの温度計が示した数字はなんとマイナス34.1度。
全国の今シーズン最低を下回るリアル日本一になったんです。
おめでとうございます。
本間さんは非公式だけど公式ですと胸を張っていました。
では、明日のお天気です。
3月に入ったとたん≫ここからスポーツまいります。
青山さん、お願いします。
≫お伝えします。
来週から日本で行われる女子サッカーのリオオリンピックアジア最終予選。
日本代表メンバーが発表されました。
こちらは去年現役を引退された澤穂希さん。
自分のいないなでしこジャパンについて初めて話をしてくれました。
≫オリンピックアジア最終予選に臨むメンバー発表会見。
注目されたのは去年、現役を引退した澤穂希さんが長年背負ってきたエースナンバー10を誰が引き継ぐのか。
≫フォワード、大儀見優季。
代表戦125試合に出場し澤さんに次ぐ歴代2位の55得点を挙げるストライカーだ。
≫この会見を受けなでしこの顔だった澤穂希さんが引退後初めて新生なでしこジャパンについて語ってくれた。
≫最終予選に臨むのは去年のワールドカップ出場選手が中心。
その中で新戦力が横山久美、22歳。
155cmと小柄ながらドリブルで相手を翻弄する。
そして、中島依美。
両足ともに精度の高いキックを持ちミドルシュートから得点を奪うこともできる選手だ。
ディフェンダーは全員がワールドカップに出場したメンバー。
ゴールキーパーではチーム最年少二十歳の山下が選ばれた。
最終予選は6チームの総当たり戦。
上位2チームがリオオリンピック出場権を獲得する。
そして今日、北朝鮮代表が来日。
日本政府は北朝鮮籍保有者の入国を原則禁止しているが今回は特例となった。
朝鮮学校の生徒らの華やかな出迎えを受けいよいよ決戦ムードが高まってきた。
≫次のリオオリンピックの次は2020年の東京オリンピックもありますし。
やっぱり、今回リオに出場しないと女子サッカーという歴史が途絶えちゃうといったら大ごとかもしれないですけどそれくらい、本当に大切な位置づけだと思いますし。
そういうことをいったらプレッシャーになってしまうのかもしれないですけど途絶えさせてはいけないということはすごく強く感じます。
自分がその立場に置かれたら本当に人には見せれないですけど相当なプレッシャーはあると思います。
≫また懸念されるのが超過密日程だ。
10日間で5試合。
選手は疲労とも戦わなければならない。
≫メジャーリーグマーリンズ、イチロー選手が話しているのはバリー・ボンズバッティングコーチです。
実はこの2人、メジャー通算2935安打で並ぶ間柄なんですね。
一体どんな話をしていたんでしょうか。
≫広島、大瀬良大地が右ひじの怪我で開幕絶望的となった中ドラフト2位、横山弘樹が開幕ローテーション入りへ猛アピール。
初回、先頭の白崎から三振を奪うと…。
その後は打たせてとるピッチングで3回を無失点。
対外試合で無失点を続けるルーキーが広島投手陣の救世主となるか。
阪神ドラフト1位、高山俊。
骨折の影響で出遅れていたが今日、1軍に合流した。
日本ハムとの練習試合に7番DHで出場。
マートンが抜けた外野の一角に、割って入れるか。
≫明日、稲葉篤紀さんはメジャーリーグ岩隈投手と青木選手が所属するマリナーズを全力取材します。
≫そして、お休みになる前にこちらを見ていただきたいんです。
≫特集安倍総理憲法改正の原点です。
これご覧になったら何か所かは驚かれる部分があると思いますね。
そもそも、59年前になりますが安倍総理のおじいさんであります当時、総理だった岸信介氏が憲法調査会をスタートさせたわけです。
メンバーとしては国会議員が20人。
そして、評論家など有識者の方々が19人という構成でありました。
さて、その憲法調査会だいぶ昔でありますが。
そもそも、現代になりましてつい最近のことですが86歳になるジャーナリストの鈴木昭典さんという方がいらっしゃいます。
この方は憲法を研究、そして取材ずっとやってこられた方なんですが、その方が国立公文書館。
そこに入っていろいろと調べたり取材をしている最中にあるものを見つけたんです。
段ボールの箱です。
なんと、その中には全く未整理であったあの憲法調査会の議論がずっと行われているその肉声が入ったテープを見つけたんです。
公文書館にお願いをして鈴木さんはこうやって、現代のCDに全部、60時間以上のその会議の模様をコピーしていただいたわけです。
そして、ご本人がずっと聞いて60時間以上のものを。
ここはというところを11分ちょっとにまとめたことをこれからご覧に入れます。
≫今から59年前の1957年。
安倍総理の祖父、当時の岸総理は憲法改正を目指して具体的な検討を始めた。
舞台は、内閣に設けられた憲法調査会。
当時の映像に音声は残されておらず詳細は知られていなかった。
今回、私たちは実際の議論が録音された貴重な音声データを国立公文書館で発見した。
60時間以上にわたるその肉声からは岸総理に近い政治家たちが主導していた激しい改憲論が聞こえてきた。
≫当時まだ40代の中曽根元総理と調査会会長との激論もあった。
会長は英米法学者の高柳賢三氏で憲法制定に実際関わった人物だ。
≫憲法調査会が始まったのはGHQによる占領が終わり日本が独立を回復して5年後のことだ。
A級戦犯となった岸信介氏はじめ戦時中、大臣などを務め追放された政治家が次々と政界復帰していたころでもある。
こうした公職追放組が憲法の中身よりも成立過程を問題視するいわゆる押し付け論を展開した。
≫岸総理が始めた憲法調査会で改憲派は、憲法を日本人が全面的に書き直すべきだと主張したのだ。
≫押し付け論に異を唱えたのはリベラルな学者たちだった。
≫改憲派の狙いは戦争放棄を定めた憲法9条だった。
日本は戦力を持たないとしたものの朝鮮戦争を機にアメリカの要望に応える形で警察予備隊を創設。
そして、1954年自衛隊が誕生した。
時は米ソ冷戦の真っただ中。
改憲派は非武装中立では現実に対処できないと主張したのだった。
≫この9条の議論でも押し付け論が問題となった。
戦争放棄の条文は誰の提案で生まれたのか。
GHQのマッカーサー最高司令官だったのかそれとも当時の幣原総理だったのか。
今回、発見した音声データには憲法調査会が開いた公聴会でのある証言が残されていた。
憲法制定当時中部日本新聞の政治部長だった小山武夫氏のものだ。
≫調査会はGHQの最高司令官を務めたマッカーサー本人からも書簡で直接証言を得ていた。
≫今回、憲法調査会の音声データを発見したジャーナリストの鈴木昭典さんは16歳のとき、新聞で初めて新憲法について知った。
当時の1面に象徴天皇、主権在民戦争放棄いわゆる3原則が躍っていた。
≫憲法調査会が始まって3年。
憲法改正を目指した岸総理は日米安保条約改定に反対する声が日本を覆う中退陣に追い込まれた。
代わって誕生した池田政権は所得倍増を掲げた。
時代が安保から経済へと移り行く中で憲法調査会は更に4年続く。
しかし、憲法を改正するのか、しないのか。
結局、結論を出さないまま幕を閉じた。
調査会の会長、高柳氏は最終盤でこう述べていた。
≫第9条は1つの政治的宣言であると解釈すべきである。
≫憲法調査会が幕を閉じてから半世紀。
再び反対の声が国会を取り巻く中安倍総理は安保法を成立させた。
そして、祖父が果たせなかった憲法改正への道を突き進む。
≫木村さん、ご専門の立場でぜひお伺いしたいところいっぱいあるんですけど私、まず驚いたのは今と59年前が本当に合わせ鏡になっていると。
それからこれは私の感覚ですけれどもやっぱり、戦争責任があるといわれていた人たちあるいは公職追放組。
そういう方々には私憤や怨念やいろんな思いがGHQに対してもアメリカに対してもあったかもしれない。
そういうものが憲法改正して自分たちの憲法を作るんだというところにやっぱり感情的に感情的じゃないといっても感情的に聞こえるところがある。
ビックリすることだらけだったんですけど。
≫やはり、押し付け憲法論のまま思考停止している人が結構いるということだと思うんですけども。
また安倍首相も国会で押し付け憲法論を振りかざすまでにいたっていますが今の憲法がGHQの押し付けだというのは過程の議論としては不十分と言わざるを得ないと思います。
まず日本政府は太平洋戦争を終結するためにポツダム宣言を受諾したわけですがそのポツダム宣言には民主主義の復活効果それから基本的人権の保障の確立が条件とされていてこれは国際社会の当然の要求であると同時に当時の国民の願いです。
GHQは日本に憲法改正を望んでいたんですがしかし、その内容が民主主義の復活強化という部分にはあまりにも不十分だったということで原案を作るに至ったわけですね。
また、そのあとにこれは英語で書かれていて日本法に明るくないということですから日本の官僚や政治家が翻訳作業や日本法との整合性をとる。
ここでしっかり日本にふさわしい原案を政府案として作って帝国議会に提出したわけです。
更にその帝国議会は日本初の男女普通選挙で選ばれた帝国議会の議員たちが審議をして成立したということですからこれを押し付けだと評価するのは当時の国会議員、官僚そして、彼らを選挙で選んだ国民への侮辱になっているということに気づくべきですね。
≫そういう捉え方ですね。
≫もちろんGHQの占領が終わった段階で改めて見直そうという動きがあることは理解できるんですがしかし、なぜ改正が行われなかったのか。
それは、自民党内の改憲派が望むような改憲案が国民が支持してこなかったということであって70年近くにもわたって憲法が改正されなかったのはまず、日本国憲法が世界に照らしてもかなり優秀だったこともありますが更に国民が望むようなよりよい憲法にするような提案を国会議員がしてこなかったということだと思います。
国民主権原理のもとでは憲法というのは国家が憲法を乱用して、国民の自由、権利を侵害することを防ぐためにあるわけです。
ですから憲法改正を実現したいのであればこれは押し付け憲法論というのをアピールするのではなく憲法に対する感情的な反発ではない。
どんなことなのか。
これを考えてアピールすべきだと思いますね。
≫そこですよね。
さっきのああいう議論を聞いていますと女性の方があの戦争の悲惨さ国民はどう味わいをしたか。
それがどういう今心境になっているかとおっしゃっていて非常に印象に残りました。
そのほかの改憲の方々の話を聞いていると国家と自分というのを同一視して。
まず国家としてどうなんだとなるんですがそれも大事かもしれませんが国民1人で構成されている国民のための国家だと考えたときに戦争にいって死んだ人悲しい人、行かなかったけどどれだけ苦しい思いをしたかそういった人を考えたら、そう簡単にいろんなことは大成できなかったんじゃないかなと思います。
≫憲法はその国をその国たらしめているものです。
将棋が将棋のルールなしに存在しないように国家というのは憲法なしには存在しないわけですし国家を大事にするということは憲法を大事にするということ。
それを考えていない人は2016/02/25(木) 21:54〜23:10
ABCテレビ1
報道ステーション[デ][字]

安倍総理“憲法改正の原点”…1957年、岸元総理の憲法調査会の音声▽どうなる?シャープの支援案▽五輪予選に挑む!!なでしこジャパン…メンバーは

詳細情報
◇番組内容
緊迫感や速報性を重視したニュースと元気で明るいスポーツ、硬軟取り混ぜた時代を映し出す特集に季節感あふれる天気予報と情報満載です。
◇出演者
【メインキャスター】
古舘伊知郎
【サブキャスター】
小川彩佳
【コメンテーター】
立野純二(朝日新聞論説副主幹)、ショーン・マクアードル川上(経営コンサルタント)、中島岳志(北海道大学公共政策大学院准教授)、木村草太(首都大学東京准教授)
【スポーツ】
松岡修造、澤登正朗、中山雅史、稲葉篤紀
【特別リポーター】
長野智子
【スポーツアナウンサー】
青山愛
【天気予報】
林美沙希
◇おしらせ
☆番組HP
 http://www.tv-asahi.co.jp/hst/

※放送内容が変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

ジャンル :
ニュース/報道 – 定時・総合
ニュース/報道 – 特集・ドキュメント
ニュース/報道 – 経済・市況

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
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日本語
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