中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > ゴルフ > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【ゴルフ】

松山、ホロ苦バースデー…ダボ2つ ホームのフロリダで首位と6打差

2016年2月27日 紙面から

◇ホンダ・クラシック<第1日>

14番で第3打を放つ松山英樹=PGAナショナルで(共同)

写真

 ▽25日、米フロリダ州パーム・ビーチ・ガーデンズ、PGAナショナル・チャンピオンC(7140ヤード、パー70)▽晴れ、14度、強風▽賞金総額610万ドル、優勝賞金109万8000ドル▽144選手

 【パームビーチガーデンズ(米フロリダ州)レイ・デイビス】松山英樹(レクサス)は24歳の誕生日だったが、5バーディーを奪う一方で2ボギー、2ダブルボギーと浮き沈みが激しく、71で1オーバー、40位。首位とは6打差スタートとなった。岩田寛(35)も2バーディー、7ボギーの75と苦しみ、5オーバーで106位と出遅れた。セルヒオ・ガルシア(スペイン)とマイケル・トンプソン(米国)が65、5アンダーで首位。

 松山にとっては苦い誕生日だった。ツアーは西海岸シリーズからフロリダシリーズへ。プレゼントとして用意されていたのは、セーターを着込むほどの寒さと強い風。松山本人も「誕生日祝いでダブルボギーが2つになりました」とぼやいた。

 特に痛かったのは、14番パー4での2つ目のダボだった。フェアウエー真ん中からの第2打が右の池へ。ワニも潜むといわれる危険な部分だが、ボールが見えていたため、中に入ってそのまま打った。ところが、これを失敗して脱出できず。結局罰打を払って5オン1パットとなった。

 パー3を除く14ホール中、10ホールでフェアウエーをとらえるなどティーショットは好調だが、「セカンドはほとんどいい場所から打ててるはずなのに、自分の調子のまんまが結果に表れていて、その後がよくない。これだけアイアンが悪いと…」。パッティングも「全然よくない。(初日は)いいところで入ってくれてるからまだよかったが、これが入らなくなったらストレスがどんどんたまる」と顔を曇らせた。

 フロリダ州オーランドに家を買い、今週からはいわばホームでの戦い。「南に来ると風が強くなると分かっているが、これだけ吹きっぱなしはない。風の中ではスイングが安定しないとだめ。ボギーは絶対出るので、その中でどれだけバーディーを取れるか」と、気持ちを切り替えた。

 

この記事を印刷する

PR情報





中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ