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自衛隊 南西諸島など離島の防衛体制強化へ2月27日 18時44分
中国が海洋進出を強めるなか、自衛隊は、アメリカ軍との上陸訓練に加え、南西諸島など離島の防衛体制の強化を進めています。
南西諸島では、中国軍の艦艇や軍用機が沖縄県の先島諸島を通過して東シナ海と太平洋の間を行き来したり、中国が沖縄県の尖閣諸島を含む東シナ海の広い範囲に防空識別圏を設定したりするなど、海洋進出を強めています。
こうしたなか、自衛隊は南西諸島など離島の防衛体制の強化を進めていて、2年後には、今回の訓練に参加している部隊を中核に、上陸作戦を専門とする3000人規模の新たな部隊「水陸機動団」が長崎県佐世保市に創設される見通しです。これに伴って、陸上自衛隊は、アメリカ海兵隊の水陸両用車AAV7や、新型輸送機のオスプレイを導入することにしています。
また、先島諸島のうち与那国島に、付近の船舶を監視する150人規模の沿岸監視部隊を来月発足させます。
さらに、宮古島に地対艦ミサイル部隊を含む700人から800人規模の部隊を、石垣島にも500人から600人規模の部隊を新たに配備する方針で、地元との調整を進めています。
このほか、鹿児島県の奄美大島にも3年後をめどに550人規模の部隊を新たに配備する計画です。
また、先月には航空自衛隊那覇基地にF15戦闘機が追加配備されおよそ40機の部隊となるなど、自衛隊による南西諸島の防衛体制の強化が進められています。
こうしたなか、自衛隊は南西諸島など離島の防衛体制の強化を進めていて、2年後には、今回の訓練に参加している部隊を中核に、上陸作戦を専門とする3000人規模の新たな部隊「水陸機動団」が長崎県佐世保市に創設される見通しです。これに伴って、陸上自衛隊は、アメリカ海兵隊の水陸両用車AAV7や、新型輸送機のオスプレイを導入することにしています。
また、先島諸島のうち与那国島に、付近の船舶を監視する150人規模の沿岸監視部隊を来月発足させます。
さらに、宮古島に地対艦ミサイル部隊を含む700人から800人規模の部隊を、石垣島にも500人から600人規模の部隊を新たに配備する方針で、地元との調整を進めています。
このほか、鹿児島県の奄美大島にも3年後をめどに550人規模の部隊を新たに配備する計画です。
また、先月には航空自衛隊那覇基地にF15戦闘機が追加配備されおよそ40機の部隊となるなど、自衛隊による南西諸島の防衛体制の強化が進められています。