民主党の小西洋之議員 田原総一朗氏からの「クイズ」に答えられず動揺
番組では「激論!“憲法改正”是か?非か?」と題し、田原氏とパネリストたちは憲法9条改正や集団的自衛権について議論していた。
その中で小西議員が、集団的自衛権は必要ないとの党見解を話していると、田原氏は「(自衛隊は)警察でいいわけ?軍にしなくていいの?」と問いかけた。
これに対して小西議員は「要するに、専守防衛の実力組織ということ」「必要最小限に来たものを追い払う、それで私はいいと思います。専守防衛」と、あくまで自衛隊を軍隊にする必要はないと説明する。
田原氏が「自衛隊は、軍隊じゃなくていいわけね」と念押しすると、小西議員は「はい。専守防衛の力で国民の皆さんの命を…」と改めて話そうとした。
だがここで、田原氏は小西議員を遮り「専守防衛なんてインチキなんだよ!」と一喝。「専守防衛って誰が作った言葉か知ってる?」と、小西議員にクイズ形式で問題を出したのだ。
どうやら小西議員は答えを知らなかったようで、数秒間思案したのち「えーっと、まぁ…どっかの大臣の答弁…」と、しどろもどろになってしまう。田原氏はすかさず「中曾根康弘さんなんだよ。70年に防衛庁長官のときに作った」と説明してみせた。
なお、田原氏からの質問に答えられなかった小西議員だが、2013年3月の参院予算委員会で、安倍晋三首相に対し「憲法のなかで最も大切な、個人の尊厳を包括的に定めたのは何条か」と何度も問い詰めており、これが一部で「国会クイズ大会事件」と揶揄されていた。
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