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【プロ野球】

ヤクルト・石川 開幕テストVS巨人 現役最強Gキラー弾みつける!!

2016年2月27日 紙面から

8度目の開幕投手に意欲満々、調整を続ける石川=神宮コブシ球場で(竹村和佳子撮影)

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 ヤクルトの開幕投手争いは週末の巨人2連戦(東京ドーム)で最終テストを迎える。27日は右の小川、28日は左の石川が先発。36歳のベテラン石川は「決まるまでアピールしないと。しっかりストライク先行で、シーズン同様の投球をしたい」と、4年ぶり8度目の大役に意欲満々だ。

 昨年まで対巨人戦43勝だった中日・山本昌が引退したことで、25勝の石川は現役最多勝の巨人キラーに。昨年も4勝し、天王山と言われた9月27日は中4日で菅野に投げ勝ってマジック3を点灯させ、14年ぶり優勝を引き寄せた。東京ドームでの開幕戦といえば、石川が最後に開幕投手を務めた2012年以来。この時は9回1死までノーヒットノーランの快投を演じ、球団歴代単独トップの開幕戦4勝目を挙げている。

 コンディション不良で20日広島戦(浦添)で予定されていた登板を回避したが、同日のブルペンでは50球投げた。26日はキャンプ打ち上げ翌日でチームは完全休養となったが、小川、成瀬とともに神宮で汗を流し「体は万全。初実戦だが結果も内容も求めていく」と話した。開幕投手について真中監督は「巨人戦の後、本人に伝える」と言う。石川は、自らの左腕でもぎ取りにいく。 (竹村和佳子)

 

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