日本、核兵器禁止条約は時期尚早

国連作業部会で軍縮大使が発言

2016/2/23 09:36

画像 国連作業部会で発言する佐野利男軍縮大使(左)=22日、ジュネーブ(共同) 【ジュネーブ共同】ジュネーブの国連欧州本部で始まった核軍縮に関する新たな国連作業部会で22日午後、佐野利男軍縮大使が発言、一部の国が「核兵器禁止条約」の制定に向け早期の交渉開始を求めているのに対し「(北朝鮮の核実験強行など)安全保障の現状も考えれば、まだその段階ではない」と述べた。

 大使は、会合に核保有国が参加していないことを挙げ「核軍縮を進展させるためには、核保有国を含めた世界全体が一致して取り組む必要がある」と指摘。核兵器禁止条約制定に向け議論を進める環境がまだ整っていないとの見解を示した。