ここ3日ほど、このサイト「SONOTA」の過去記事にたいして追記をしまくってみた私*1。
これで検索順位がどこまであがるのか…についてはこの先、2週間くらいで結論が出るとは思いますが、これでも検索順位があがらないとなると『なかなか簡単には広告収入が稼げない時代になってきたなぁ~』と思わざるを得ない状況があります。
上っ面な情報だけの記事でも稼げていた時代:
昔…というか、2015年の9月くらいまでは、どんな記事を適当に書いたとしてもドメインパワーだけである程度は検索上位に表示させることができていました。これは上っ面だけの情報しかない引用中心の記事でも、たとえアフィリエイトリンクばかりの記事であっても…です。
しかし、その後はGoogle側のアルゴリズム変更により、きちんと中身が伴った、専門的な記事ほど上位表示されやすくなってきた傾向に…。当然といえば当然の改定なんですが、低品質な記事が多かった当サイトとしてはこれが大きな痛手となりました。
- 2015年9月まで:
ドメインパワーさえあれば上位表示されやすかった*2 - 2015年10月以降:
ドメインパワーがあっても低品質なら上位表示されにくくなった
実際、私が運営している別サイト「クレジットカードの読みもの」では2015年10月以降も検索上位を取ることができているような状況がありますが、これは思うに私の中にクレジットカードの専門知識が豊富にあるため。
反面、SONOTAで取り上げているような記事についての知識は、私の中でもまだまだ知識不足なところも多いので、どうしても検索上位に表示できていない状況があるのです。
雑多なサイトが検索上位に来てないだけじゃないの?
こう書くと単純に「雑多なサイトが検索上位に来ない時代」になったんじゃないか?と思われるかもしれませんが、これもどうやら違うみたい。
SONOTAの場合でも専門性の高い記事は未だに1位、2位といった上位表示を維持できているものも多いので、見られているのはサイトの雑多性…ではなく、それぞれの記事の質だと考えるほうが自然です。
つまりいくらドメインパワーがあるサイトであったとしても、低品質な記事は昔とくらべて上位表示されにくくなった…というのが現状なのではないでしょうか?
- SONOTAはドメインパワーがあるため、記事公開直後などは上位表示されやすい状況がありますが、低品質な記事は公開から1週間もするとグングン順位を下げて半年もすると圏外に消えていく傾向にある。
そして逆に高品質な記事を書けた場合には、最初は検索順位が低かった場合でも徐々に上昇していく傾向がある…というのは以前からの通り。
当サイトでいうとプロアクティブの記事などは今も尚、上昇傾向にありますね(単体キーワードでも複合キーワードでも)*3。
バナーを貼って儲かる時代の終焉:
冒頭部分の話に戻ります。
仮にここ3日間で私が行った追記作業が反映されたとしてもまだ、このサイト「SONOTA」の検索順位が低いままだとしたら、それはもう雑多な記事の限界がそろそろ来ているのかもしれませんね。
主語をデカくいうのであればそれすなわち、広告バナーを貼るだけで儲かる時代の、完全なる終焉だということ。
まぁ年々、バナーを貼るだけで儲かる環境は消えつつありましたが、ここまで低品質な記事が嫌われる状況が事実だとすれば、私を含め、多くのアフィリエイターやブロガーは記事の品質についてもっと考えるタイミングなのだと思います。
- 低品質な記事でも量産すれば儲かる時代は終わった?
もはや雑多な記事を書きなぐるだけで上位表示させるのは至難の業…。無駄に低品質な記事を書く時間があったら、専門的な知識を織り込んだ高品質な記事を1つ書いたほうが得策です。
2002年頃にはもうもどれない:
おまけです。今から約15年前、2001年~2003年頃というのは今から考えると驚くほどにバナー広告全盛期でした。
嘘みたいに思われるかもしれませんが、例えば「クレジットカードを作りたい方はこちら」と1行書いて、その下に各カード会社のバナーを5個くらい並べればそれで月収300万…みたいな馬鹿みたいな時代があったんですよ(苦笑)。
- クレジットカード会社のバナーを並べて月収300万円
- アフィリエイト会社のバナーを並べて月収100万円
- ポイントサイトのバナーを並べて月収200万円
残念ながら私は当時、アフィリエイト報酬で生計を立てていなかったのでそのバブルには乗ることは出来ませんでしたが、当時に大金を稼いでしまった方はもう、今の記事を真面目に書いて広告収入を稼ぐスタイルには適応できないだろうなとも思います。もしかすると今、ブラックハットなSEOや情報商材系のアフィリエイトに手を染めている方々は、その頃の旨味を未だに忘れられない方ばかり…なのかもしれませんね*4。
以上、広告バナーを貼って儲かる時代の終焉…。ちゃんと専門知識をつけて記事を書かないと、検索上位表示は難しい時代です…という話題でした。引き続き私がやるべきなのは過去記事に追記等をして、検索から入ってきた方にガッカリされないような品質づくりのみ…。SEO関係なしに、読者満足度の高いサイトづくりを頑張ります!
参考リンク:
ウェブサイトやブログに関するツールやサービスを集めたリンク集は下記からどうぞ。HTMLやCSSの知識がなくてもウェブサイトを作れるサービス…なんてものも今では存在しますよ。
*1:追記をする効果についてはちょうど、サーチサポーターさんがこの記事を書いていたのでこちらを参考に→Googleはサイト全体も評価する。低品質ページをリライトしてサイトの評価を底上げしよう
*2:上位表示されやすいというだけで、必ず上位表示されていたというわけではありません。2016年2月と比べて上っ面な情報だけのダメ記事でも上位表示されやすかったというだけです。
*3:プロアクティブは過去10年、実際に利用してきた経験があったので、上っ面だけではない知識を含めた記事を書くことが出来た。
*4:もし2001年頃にタイムスリップで戻れるのだとしたら、私はきっと月収1億円くらい稼げるかもしれません(苦笑)