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耳掃除のけがに注意 5年半余で約180件2月27日 12時38分
耳掃除の際に耳かきや綿棒で耳の中を突いてしまうなどしてけがをしたという報告が、この5年半余りの間におよそ180件寄せられ、中には鼓膜が破れるけがをしたケースもあることから、国民生活センターが注意を呼びかけています。
国民生活センターによりますと、耳掃除の際に耳かきや綿棒で耳の中を突いてしまうなどしてけがをしたという報告が、去年の年末までの5年9か月の間に178件寄せられているということです。ほとんどは切り傷などの軽いけがでしたが、鼓膜が破れ、入院が必要となったケースも3件報告されているということです。
具体的には、40代の女性が金属製の耳かきを使っているときに子どもとぶつかって耳の奥を突いてしまい鼓膜が破れたケースや、4歳の子どもの耳掃除をしているときに子どもが急に動いて耳の中を傷つけてしまったケース、それに、2歳の女の子が自分で綿棒を耳の奥に入れてしまい鼓膜が破れたケースなどが報告されています。
分析を担当した国民生活センターの小野寺愛衣さんは「耳の皮膚や鼓膜は傷つきやすく、綿棒のようなものでも奥に刺してしまうとけがにつながる。耳掃除の際は周りに人がいないか注意し、奥まで入れすぎないようにしてやさしく行ってほしい」と話しています。
具体的には、40代の女性が金属製の耳かきを使っているときに子どもとぶつかって耳の奥を突いてしまい鼓膜が破れたケースや、4歳の子どもの耳掃除をしているときに子どもが急に動いて耳の中を傷つけてしまったケース、それに、2歳の女の子が自分で綿棒を耳の奥に入れてしまい鼓膜が破れたケースなどが報告されています。
分析を担当した国民生活センターの小野寺愛衣さんは「耳の皮膚や鼓膜は傷つきやすく、綿棒のようなものでも奥に刺してしまうとけがにつながる。耳掃除の際は周りに人がいないか注意し、奥まで入れすぎないようにしてやさしく行ってほしい」と話しています。