今日で三ヶ月目。
・リーディング
……日本語読解能力が落ちてきた気がします。たかだか三ヶ月で日本語を忘れた訳じゃないけど、区切るところを間違えてなんじゃこりゃ? って思うことが増えてきた。あと縦書きがつらい。生協で読売新聞見かけたときとか。
・リスニング
基本的には大丈夫だけどいまだに完全にはわからない。特にバッキンガム出身と思われる人たちの英語が鬼門。なんか……すごい。全然わかんない。先生にも生徒にもよく聞き返されてる。ネイティブ同士でもよくわからないらしい。
・ライティング
匿名でレポートを提出したら留学生だと気づかれなかったらしい。フィードバックのとき先生に私の英語どうですかって聞いたら、「Beautiful!」って言われた。イギリス人の学生よりあなたの英語の方が綺麗だわ! って。私もなかなかやるな! 嬉しい。
・スピーキング
雑談くらいなら困らない。
もう冬休みに入ったからあまり人に会わない。休み中に英語が衰えなければいいけど……。でも久しく日本語も喋っていないから、とんとんかな。
2011年12月14日
2011年12月10日
学内クリスマス
昨日(九日)で今年の授業は終わり。最終日ということで、学内でちょっとしたクリスマスの催し物があった。建物に入ったらちっちゃいお店(ストール)が並んでいて、サンタの帽子をかぶったりして写真を撮るブースの前は大行列。
2011年12月08日
だるい頭で帰国後のことを考える
初めて学校を休んだ。欠席届をネットで出す、というのが何だかとても画期的。
さて、時折よりはもっと頻繁に、しょっちゅうと言うには少ないくらいの割合で日本に帰ってからどうしようということを考える訳だが、いまだに心は決まらない。とりあえずまた教職の授業を我慢して受けるのは喉元をかき切りたいくらい嫌だ。かといってここでやめたら今までの時間と労力をドブに捨てたようなものだ(実際はドブから手が出てきて引きずり込まれたくらいの苦痛)。英語の授業も周りがろくに英語できないからつまんないしなー。退屈。
やっぱ院か? でも仕事ないな。こっちの大学でもポスドクに仕事よこせ的なデモやってたしな……。外国でも同じなのか。教授とかなれたら楽しそうだけどねえ。なれないと悲惨。
世知辛い世の中です。
さて、時折よりはもっと頻繁に、しょっちゅうと言うには少ないくらいの割合で日本に帰ってからどうしようということを考える訳だが、いまだに心は決まらない。とりあえずまた教職の授業を我慢して受けるのは喉元をかき切りたいくらい嫌だ。かといってここでやめたら今までの時間と労力をドブに捨てたようなものだ(実際はドブから手が出てきて引きずり込まれたくらいの苦痛)。英語の授業も周りがろくに英語できないからつまんないしなー。退屈。
やっぱ院か? でも仕事ないな。こっちの大学でもポスドクに仕事よこせ的なデモやってたしな……。外国でも同じなのか。教授とかなれたら楽しそうだけどねえ。なれないと悲惨。
世知辛い世の中です。
2011年12月03日
クリスマスマーケット
ちょっと前に、学校に行く途中の広場にクリスマスマーケットが出現した。Christkindelmarktという名前の、ドイツのクリスマスマーケット。店の看板にもドイツ語。食べ物やおもちゃ、アクセサリーなど色々なものが売られ、メリーゴーランドまである。夜になると大変なにぎわいで、通り抜けるのも大変なくらい。

まだ本格的に混む前の時間、暗くなり始めたくらいの頃に行ったから店の明かりが綺麗に撮れた。
こういう店をふらふらするのも楽しいけれど一人でうろつくのは何とも寂しいものである。これだから旅行にもあまり行く気になれないのだ。一人で行ったところで、ああ、いつもと景色が違いますね、程度の違いしかない。
まだ本格的に混む前の時間、暗くなり始めたくらいの頃に行ったから店の明かりが綺麗に撮れた。
こういう店をふらふらするのも楽しいけれど一人でうろつくのは何とも寂しいものである。これだから旅行にもあまり行く気になれないのだ。一人で行ったところで、ああ、いつもと景色が違いますね、程度の違いしかない。
2011年12月01日
授業
大学、というと決まってうわごとのように海外海外と言う人たちがいる。
私に言わせればこちらの大学は丁寧に敷かれたレールの上を走らされているようなもの。要するに子供っぽい。先生たちの熱意や学生たちの態度には感心するけれど、どうしても「高校みたい」という印象が抜けない。例えば、学生たちがやたらとノートを取る。どの授業もパワーポイントを使っていて、しかも先生が使ったスライドは後でネット上でダウンロードすることができるのだから、何をそんなに必死に書き取ることがあるのか……と疑問でならない。
あと、レポートの課題。選択肢がいくつもあってその中から一つ選んで書けというもの。最初はなんて画期的なシステムなんだ! と思ったけどよく考えたらただ窮屈なだけだ。「〜について自由に論じよ」とかの方が楽しいのに。課題の問いが細かくて、しかも前提自体に納得できないことも多々あって、なんだかなあ、という感じ。膨大な量の本の抜粋をちょこちょこ読まされるのもあまり良い勉強法だとは思わない。きちんと一冊ずつ読んでいく方がいいんじゃないか。部分だけを読んでもそれは「わかったつもり」にしかならない。全体を読まないとわからないこともあるだろう。
一年の留学なら旅行気分で色々楽しめるけど、本格的に外国の大学に入りたいとはあまり思わないな。
★追記★
一晩経って気づいた。私は学校が嫌いだからどのみち「この学校の授業すばらしい!」とか言い出さない(笑)。
私に言わせればこちらの大学は丁寧に敷かれたレールの上を走らされているようなもの。要するに子供っぽい。先生たちの熱意や学生たちの態度には感心するけれど、どうしても「高校みたい」という印象が抜けない。例えば、学生たちがやたらとノートを取る。どの授業もパワーポイントを使っていて、しかも先生が使ったスライドは後でネット上でダウンロードすることができるのだから、何をそんなに必死に書き取ることがあるのか……と疑問でならない。
あと、レポートの課題。選択肢がいくつもあってその中から一つ選んで書けというもの。最初はなんて画期的なシステムなんだ! と思ったけどよく考えたらただ窮屈なだけだ。「〜について自由に論じよ」とかの方が楽しいのに。課題の問いが細かくて、しかも前提自体に納得できないことも多々あって、なんだかなあ、という感じ。膨大な量の本の抜粋をちょこちょこ読まされるのもあまり良い勉強法だとは思わない。きちんと一冊ずつ読んでいく方がいいんじゃないか。部分だけを読んでもそれは「わかったつもり」にしかならない。全体を読まないとわからないこともあるだろう。
一年の留学なら旅行気分で色々楽しめるけど、本格的に外国の大学に入りたいとはあまり思わないな。
★追記★
一晩経って気づいた。私は学校が嫌いだからどのみち「この学校の授業すばらしい!」とか言い出さない(笑)。
2011年11月27日
York
色んな人に「行くといいよ」と言われ続けたYorkについに行ってきた。Japanese Societyのツアー。行くって言ってた中国人の子がいなくて、周りは知らない人だらけ。日本人は既知の友人たちとすでに群れている。せっかく出かけるというのに私の心はその光景を目の当たりして出発前から萎えた。イギリスに来て私は日本人が嫌いになってしまいそうだ。怖い。冷たい。
それはさておき。
電車の中でJapanese Societyの部長とちょっと話をした。彼の専攻は日本語とドイツ語。日本にもドイツにも留学したことがあるらしく、どちらの言語も同じくらいできるとのこと。駅のアナウンス毎日聞いてたら覚えちゃったとかいって真似してたドイツ語の発音もなかなか良かった。イギリス人は基本的に外国語ができない人たちだという印象があるけど、外国語を勉強している学生たちに限ってはとても良くできる人たちが多い。(ちなみにリーズ大学で外国語を学ぶ場合は一年間の留学が課程に含まれている)。
Yorkはとにかく人が多くて混んでいた。ゆっくり景色を楽しむどころではない。どこを向いても人、人、人……。
聖堂の塔の上に登ったら窒息しそうなくらいの強風だったが、景色はとても良かった。
それはさておき。
電車の中でJapanese Societyの部長とちょっと話をした。彼の専攻は日本語とドイツ語。日本にもドイツにも留学したことがあるらしく、どちらの言語も同じくらいできるとのこと。駅のアナウンス毎日聞いてたら覚えちゃったとかいって真似してたドイツ語の発音もなかなか良かった。イギリス人は基本的に外国語ができない人たちだという印象があるけど、外国語を勉強している学生たちに限ってはとても良くできる人たちが多い。(ちなみにリーズ大学で外国語を学ぶ場合は一年間の留学が課程に含まれている)。
Yorkはとにかく人が多くて混んでいた。ゆっくり景色を楽しむどころではない。どこを向いても人、人、人……。
聖堂の塔の上に登ったら窒息しそうなくらいの強風だったが、景色はとても良かった。
2011年11月26日
「皮肉」
木曜の午後は入っているサークルでお茶会がある。よく部屋で日本人、イギリス人、あとは日によって色んな人たちとウノをやっているが、昨日は部屋にいる日本人が私しかいなかった。二時間みっちり英会話になりました。
色々話したけれどその中でも面白かったのが日本語の熟語の話。なんでskin-meatでsarcasmになるんだ、訳わからん! とイギリス人。ごもっともです。私にもわかりません。さらに面白いのがその先で、焼き鳥を頼むときに「皮肉ください」って言うといいんじゃないか、と言うそのイギリス人。まさかの発想。
色々話したけれどその中でも面白かったのが日本語の熟語の話。なんでskin-meatでsarcasmになるんだ、訳わからん! とイギリス人。ごもっともです。私にもわかりません。さらに面白いのがその先で、焼き鳥を頼むときに「皮肉ください」って言うといいんじゃないか、と言うそのイギリス人。まさかの発想。
2011年11月14日
うさぎ!!
最初にひとこと。ごめんなさいこんな写真しか撮れませんでした。

今回はちゃんとフラッシュたいたのに……。もう冬で朝暗いからこれが限度。友達に見せたら「ゾンビみたい」とか言われた。ほんとはもっと可愛いんです!
イメージ図↓↓

※画像拝借'Difference between Hare and Rabbit', Difference between Similar Things, Terms, http://www.differencebetween.co.in/animal/difference-between-hare-and-rabbit/ (accessed 14 Nov. 2011). いつかリンク切れても知りません。
今回はちゃんとフラッシュたいたのに……。もう冬で朝暗いからこれが限度。友達に見せたら「ゾンビみたい」とか言われた。ほんとはもっと可愛いんです!
イメージ図↓↓
※画像拝借'Difference between Hare and Rabbit', Difference between Similar Things, Terms, http://www.differencebetween.co.in/animal/difference-between-hare-and-rabbit/ (accessed 14 Nov. 2011). いつかリンク切れても知りません。
留学二ヶ月目
今日でイギリスに来てから二ヶ月。先月に引き続き英語力レポートをします。
・リーディング
あんまり変わらずー。
・リスニング
これは相当進歩した! たまによくわかんなかったりするけど必死になって耳を傾けなくてもほぼわかる。相手によっては「あなた今のほんとに英語ですか?」ってくらい意味不明だけど……。留学生よりネイティブの英語の方が聞き取りやすい。
・ライティング
実感ないけど毎週レポート書いてるんだから何かしら上達してるのかな。書くのもともと得意だったからよくわからない。
・スピーキング
考えないで喋れるのが一番いい、というようなことをこないだ書いた気がするけれど、それに少し近づいた気がする。でもまだ無意識というところまでは行っていない。半意識くらい。もうちょい! ついでに言うとcan'tを「キャント」と発音することにそろそろ困難を覚え始め、疑問文のイントネーションがすっかりイギリスに染まってきました(平叙文であっても文末で語調を上げずに下げる)。日本に帰ったらもうアメリカ英語とか教えられないわかんない。
・リーディング
あんまり変わらずー。
・リスニング
これは相当進歩した! たまによくわかんなかったりするけど必死になって耳を傾けなくてもほぼわかる。相手によっては「あなた今のほんとに英語ですか?」ってくらい意味不明だけど……。留学生よりネイティブの英語の方が聞き取りやすい。
・ライティング
実感ないけど毎週レポート書いてるんだから何かしら上達してるのかな。書くのもともと得意だったからよくわからない。
・スピーキング
考えないで喋れるのが一番いい、というようなことをこないだ書いた気がするけれど、それに少し近づいた気がする。でもまだ無意識というところまでは行っていない。半意識くらい。もうちょい! ついでに言うとcan'tを「キャント」と発音することにそろそろ困難を覚え始め、疑問文のイントネーションがすっかりイギリスに染まってきました(平叙文であっても文末で語調を上げずに下げる)。日本に帰ったらもうアメリカ英語とか教えられないわかんない。
2011年11月13日
Newcastle
大学が企画するツアーでNewcastleに行ってきた。もともと誰と一緒に回る予定もなかったので完全に一人でうろつくつもりだったのだが、バスまで行ったらたまたま以前会ったことのある子たちを見つけたので一緒に行った。韓国人とタイ人で、後に(こちらは私の知り合いではないが)中国人二人と台湾人が加わる。思い返してみるとやたらとアジア人が集まったものだ。
日帰りツアーなので観光に充てられる時間は6時間ほど。しかもとても大きな街なのでとても一日では回りきれないが、まあ普段私が滞在している所とはまた違った雰囲気の場所だった。もし一人で行ったら六時間をもっと有効に使えるだろう、とは思うが……(笑)。次のツアーではLiverpoolに行くらしい。
何はともあれ、とても疲れた。今回の記事の終わりは夕暮れ時のNewcastleで。
日帰りツアーなので観光に充てられる時間は6時間ほど。しかもとても大きな街なのでとても一日では回りきれないが、まあ普段私が滞在している所とはまた違った雰囲気の場所だった。もし一人で行ったら六時間をもっと有効に使えるだろう、とは思うが……(笑)。次のツアーではLiverpoolに行くらしい。
何はともあれ、とても疲れた。今回の記事の終わりは夕暮れ時のNewcastleで。