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ブラッター前会長の捜査 来年1月ごろまでに解明か2月27日 7時22分
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FIFA=国際サッカー連盟を巡る不正事件で、スイスの検察当局は、背任などの疑いが持たれているブラッター前会長の捜査を優先的に進め、来年1月ごろまでには事件の全容が解明されるという見通しを示しました。
これは、FIFAを巡る不正事件を捜査しているスイス連邦検察庁のアンドレ・マルティ報道官が、NHKの単独インタビューに対し明らかにしました。
マルティ報道官は、日本円にして1億7000万円余りの不正な支出を行ったとして、背任などの疑いが持たれているブラッター前会長について「捜査を優先的に進めている」と述べました。そして、不正に関連して行われた可能性がある合わせて152件の取引の記録をスイスの金融機関から入手し、分析を進めているとしたうえで、「ことしの終わりか来年の始めには、全容を解明できると確信している」と述べ、来年1月ごろまでには事件の全容が解明されるという見通しを示しました。
FIFAを巡っては、アメリカの司法当局がこれまでに当時の副会長ら合わせて30人を、多額の賄賂の受け渡しなどに関わったとして起訴しているほか、スイスの司法当局がブラッター前会長の疑惑とともに、2018年と2022年のサッカーワールドカップ開催地を選ぶ際に不正が行われた疑いがあるとして捜査しています。
マルティ報道官は、日本円にして1億7000万円余りの不正な支出を行ったとして、背任などの疑いが持たれているブラッター前会長について「捜査を優先的に進めている」と述べました。そして、不正に関連して行われた可能性がある合わせて152件の取引の記録をスイスの金融機関から入手し、分析を進めているとしたうえで、「ことしの終わりか来年の始めには、全容を解明できると確信している」と述べ、来年1月ごろまでには事件の全容が解明されるという見通しを示しました。
FIFAを巡っては、アメリカの司法当局がこれまでに当時の副会長ら合わせて30人を、多額の賄賂の受け渡しなどに関わったとして起訴しているほか、スイスの司法当局がブラッター前会長の疑惑とともに、2018年と2022年のサッカーワールドカップ開催地を選ぶ際に不正が行われた疑いがあるとして捜査しています。