Updated: Tokyo  2016/02/27 08:51  |  New York  2016/02/26 18:51  |  London  2016/02/26 23:51
 

トランプ氏の納税申告書、12年もの監査は「極めて異常」と元当局担当官

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    (ブルームバーグ):米大統領選挙で共和党からの候補指名を目指すドナルド・トランプ氏が、過去12年間にわたり納税申告書が米内国歳入庁(IRS)の監査を受けていると自ら明らかにしたことについて、元IRS担当官は「極めて異常だ」と述べた。

現在は富裕層向け会計事務所グリーンスタイン・ロゴフ・オルセン(カリフォルニア州パロアルト)でマネジングパートナーを務めるアラン・オルセン氏は、「トランプ氏が署名した納税申告書に対し、IRSが過去12年間にわたって問題があると判断したということだ」と述べた。

IRSの監査についての話は、25日にテキサス州ヒューストンで開かれた共和党討論会のなかで浮上したもので、それまでのトランプ氏の発言と一致しない。同氏はこれまでのインタビューで、納税申告書の開示の準備を選挙チームが進めているが、そのプロセスが複雑なため時間がかかっていると述べていた。

25日の討論会でトランプ氏は「もう長年になるが、毎年私は監査を受けている」と発言。「12年、そのくらいになる」と続けた。

討論後に受けたCNNのインタビューでトランプ氏は、IRSに標的にされたのは自身が「敬虔(けいけん)なクリスチャン」だという不都合な理由があるからだろうと述べた。

原題:Trump’s 12 Years of Audits ‘Very Unusual,’ Ex-IRS Agent Says (1)(抜粋)

記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Lynnley Browning lbrowning4@bloomberg.net

記事についてのエディターへの問い合わせ先: John Voskuhl jvoskuhl@bloomberg.net

更新日時: 2016/02/27 05:46 JST

 
 
 
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