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【プロ野球】阿部が2軍直訴 遠征参加せず東京居残り2016年2月26日 紙面から
高橋由伸新監督(40)の巨人は25日、沖縄・那覇でキャンプを打ち上げて帰京。新人・重信らの躍動を成果に上げた同監督だが、一塁手専念から捕手として再生を目指す阿部慎之助内野手(36)は、1軍の遠征に同行せず、29日に宮崎キャンプを打ち上げる2軍に合流して、春季教育リーグで調整する意向を示した。今季も守護神を務める沢村拓一投手(27)も投手陣で1度も実戦登板なくキャンプ打ち上げ。課題も残った。 巨人の阿部慎之助内野手が『期間限定2軍調整』を直訴だ。那覇での2次キャンプを25日に打ち上げ、チームは帰京。阿部は29日からの12日間の遠征に参加せず、東京での居残り調整を希望する考えを明かした。 狂いが生じたプランを白紙に戻し、捕手として再生する道をつくり直す。27日からはヤクルト2連戦(東京D)が組まれている。問題はその後だ。「たぶん遠征には行かずに、2軍に合流して試合なり打席なりの数を増やしていく」 ジャイアンツ球場での独自調整。そして、試合勘を取り戻すための実戦の舞台は、来月3−9日の間で4試合が組まれている春季教育リーグ。阿部ほどのビッグネームが開幕まで1カ月を切った時期に2軍の実戦に出場して仕上げていく異例のプランだ。 当初は本拠地でのオープン戦でマスクをかぶる予定だった。しかし、体調面の不安が発生し、22日からはスローダウン。再調整の必要が生じていた。守備に入る時期について、高橋監督は「彼に任せている。あれだけの選手。自分でやれるでしょう」と本人に一任する考えを示した。 1軍は29日に東京を離れ、札幌−大阪−宇部−福岡と転戦。「1試合出て、1試合休むのではどうしようもない。(2軍で)連戦できる調整をしていきたい」。正妻でなければ、捕手に戻る意味はない。思い描く再合流の時期は来月中旬。異例のスケジュールで開幕スタメンへと歩を進める。 (井上学) PR情報
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