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運転の男性 事故直前に突発性心疾患か
2月27日 6時19分

運転の男性 事故直前に突発性心疾患か
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大阪・梅田の交差点で乗用車が歩行者を次々にはね、歩行者と運転していた男性の2人が死亡、1人が意識不明の重体になっている事故で、乗用車が交差点に進入する前、道路の端の縁石や柵に接触していたことが捜査関係者への取材で分かりました。警察は男性が事故の直前に、突発性の心疾患を起こし正常な運転ができない状態だったとみて調べています。
25日、大阪の阪急・梅田駅前のスクランブル交差点で、乗用車が横断歩道を渡っていた歩行者を次々にはねたあと歩道に乗り上げ、さらに歩行者をはねました。この事故で、歩道ではねられたとみられる大阪・寝屋川市の園尾幸治さん(65)と、乗用車を運転していた奈良市のビル管理会社経営、大橋篤さん(51)が死亡し、歩行者の28歳の女性が意識不明の重体になっています。また8人が重軽傷を負いました。
司法解剖の結果、大橋さんの死因は心臓の近くの太い血管が裂ける大動脈解離による突発性の心疾患とみられています。
これまでの調べで、乗用車は事故の直前にハザードランプを点滅させていったん止まったあと、急発進していたことが分かっていますが、交差点に進入する前、道路の端の縁石や柵に接触していたことが捜査関係者への取材で分かりました。警察は事故の直前に突発性の心疾患を起こし、正常な運転ができない状態だったとみて調べています。

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