ウォーレン・バフェット研究家の東条雅彦(とうじょうまさひこ)です。
自動車は贅沢品だと私は思っています。
公共交通機関が十分に整備されていない地方では話が別ですが、
少なくとも都心部においては「贅沢品」です。
お金持ちになれる簡単な方法、
それは持っている自動車を今すぐ捨てることです。
「えええ?そんなんできるかよ」
・・・いやいや、わかります。めっちゃわかりますよ。
ですが、お金というものは最終的には「消費」に向かうか
「投資」に向かうかのどちらかです。
自動車は「消費」に向かう代表格のようなものです。
私は生まれてこの方、自動車を保有したことがないので、
クルマを持っている人からは「え?なんでなん?」
って聞かれることも多いです。
今まで漠然とクルマは嫌いだと思っていたのですが、
冷静に分析することにしました。
すると、自分がクルマが嫌いな理由がわかりました。
それはコレを保有しないことで、簡単にお金持ちになれるからです。
その理由は3つです。
順に紹介していきましょう。
■理由その1「投資資本が手元に残るから」
金持ち父さん貧乏父さんのロバート・キヨサキ氏によれば、
資産とは、 お金を生み出すものであって、お金ではない。
と断言しています。
そして、資産を持てば持つほど、
資産はあなたにお金を運んでくれます。
逆に資産でないものを多く持っていると、
私たちのお金はどんどん消えてなくなります。
驚くなかれ、車と生涯付き合うとかかる費用は6千万円もします。
詳しく知りたい人はこちらの「All About」の記事を
お読みになってください↓↓
http://allabout.co.jp/gm/gc/12701/
資本主義社会では、資産を多く持つことが
経済的な幸せに繋がるようにできています。
この点は絶対に忘れてはいけません。
6千万円もあったら、どれだけ自分の人生を変えられるのか?
少し考えただけでもわかるはずです。
この6千万円をバフェット銘柄に投入すれば、
理論上は3年で1億円に増やすことができます。
自動車を捨てて、6千万円という貴重な投資資本を
手元に残しましょう。
■理由その2「見栄消費のアリ地獄から脱出できるから」
クルマはブランド品でもあります。
高級車に乗っていれば、
一種の社会的ステイタスを手に入れることができます。
これで得することもあるでしょうし、幸せになれることもあるでしょう。
しかし、忘れてはいけませんよ。
私たちが今、持っているお金は簡単に手に入れたものでしょうか?
いえ、違いますよね。
自分の人生の時間という命を削って、手に入れたものです。
つまり、自分の命と見栄とどっちが大切なのかって話です。
私の職場でもクルマ好きの人はたくさんいます。
クルマは本来、移動する道具のはずが、
どのメーカーのどの車種に乗っているかを重視する文化。
あなたの人生はそんな安っぽいものなのだろうか。
ソースタイン・B・ヴェブレンが「有閑階級の理論」で解き明かした
資本主義社会の秘密の一つ。
ブランドは追っても追っても人間の欲求を満足させることは
できないし、永久に欲求は続きます。
見栄消費を続けた先で待っているものは、
決して脱出できないアリ地獄だけです。
クルマを持たないという決断をすれば、
見栄だとかブランドだとか、
訳の分からない世界から脱出ができるのです。
■理由その3「健康になれるから」
え?クルマを捨てると健康になれる?
そうです!!
意外にこの点に着目する人が少ないのには驚かされます。
クルマを持っていると、外出する時は極力、使いますよね。
そうすると、ほとんど運動しなくなるわけです。
運動をしないと必然的に不健康になります。
不健康になれば、いろいろな病気にかかり、医療費がかかります。
クルマで移動→運動しなくなる→不健康になる
→余計な医療費がかかる→貧乏になる
こういう流れです。
歩くことは人間が古来より行ってきた基本的な運動です。
1日1歩の積み重ねが大きな力になり、
私たちの体は健康な状態へ向かうのです。
・・・以上、3つの理由です。
少し大胆な提言でお気を悪くされた方はすみません。
もちろん、状況に応じて自動車は必要なものです。
移動する手段として割り切るのなら、よいと思います。