チューリヒ=河野正樹
2016年2月27日02時18分
18年にわたって会長を務めてきたブラッター氏の後任を決める国際サッカー連盟(FIFA)会長選挙が26日、スイス・チューリヒで開かれた臨時総会であり、欧州連盟事務総長のジャンニ・インファンティノ氏(45)が初当選し、第9代会長に選ばれた。
インファンティノ氏はスイス出身の弁護士。2000年から欧州連盟の事務方として働き、09年から事務総長を務める。立候補を表明していた欧州連盟会長のプラティニ氏が資格停止処分になったため、急きょ代役として出馬することになった。インファンティノ氏は1回目の投票で首位の88票、2回目では半数を超える115票を獲得し、当選を決めた。
会長選には5人が立候補。インファンティノ氏のほか元FIFA副会長のアリ王子、元FIFA事務総長代理のシャンパーニュ氏、アジア連盟会長のサルマン氏が投票に臨んだ。実業家のトーキョー・セクワレイ氏は投票が始まる前の演説で辞退した。(チューリヒ=河野正樹)
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