「王貞治」と命名 国際天文学連合
日本の団体が2000年に発見した小惑星に、プロ野球・福岡ソフトバンクホークスの王貞治会長にちなみ「Ohsadaharu」の名前が付いた。国際天文学連合(IAU、本部パリ)が26日、発表した。
小惑星は火星と木星の間にある。明るさから直径は約3キロと推定され、太陽の周囲を3年8カ月かけて1周している。
命名を申請していたのは、九州大大学院の山岡均助教(物理学)らのグループ。山岡氏によると昨年7月、王会長に直接会って、申請の了承を得た。王会長は当時「非常に光栄。名前が付くことで天文学に興味を持つ人が増えたらいい」と話していたという。(共同)