節電・節水など、節約生活を極めるメディア

現在の節約情報1,273

節電・節水など、節約生活を極めるメディア

現在の節約情報1,273

人気記事ランキング

7383eye

【新電力シミュレーション】オール電化×ENEOSでんき(エネオスでんき)は電気代安くなる?

Re9
 

オール電化家庭の方は、ENEOSでんき(エネオスでんき)に変更することで電気代を削減することはできるのでしょうか?

7383eye
・家族構成:3人家族
・住所:東京都内
・電力会社:東京電力
・電気料金プラン:電化上手
・契約:14kVA(割引対象・通電制御型2kVA)
・使用期間:2015年12月21日〜2016年1月20日
・電気料金:19,472円
・使用電力量:933kWh(昼間103kWh、朝晩302kWh、夜間528kWh)
・電力量料金(基本料金などを除いた料金):17,507円

まず、ENEOSでんき(エネオスでんき)の基本料金は以下の通り。

契約アンペア数料金(税込)
10A280.80円
15A421.20円
20A561.60円
30A842.40円
40A1123.20円
50A1404.00円
60A1684.80円
6kVA以上(49kVAまで)のご契約の場合280.80円(1kVAあたり)

と、要するに東京電力の基本料金と同じ計算ですね。ここでは差がつきません。

次に、ENEOSでんき(エネオスでんき)の従量料金は以下です。

使用量ENEOSでんき参考:東京電力の従量電灯B(税込)
最初の120kWhまで20.76円/kWh19.43円/kWh
120kWhをこえて300kWhまで23.26円/kWh25.91円/kWh
300kWhをこえる分25.75円/kWh29.93円/kWh

使用電力量が933kWhなので・・・

・最初の120kWhまで:20.76円×120kWh=2,491.2円
・120kWhをこえて300kWhまで:23.26円×180kWh=4,186.8円
・300kWhをこえる分(633kWh):25.75円×633kWh=16,299.75円

>>>合計22,977.75円

つまりENEOSでんき(エネオスでんき)に電力会社を契約変更してしまうと、電力量料金は現在の17,507円から5,000円以上も値上がりしてしまう計算に。

ちなみに、東京電力の従量電灯Bではなんと25,941.09円。つまり、現在の電気料金が19,472円になっているということは、従量電灯Bより月々8,000円以上も安くなっていたのです。オール電化専用電気料金プラン「電化上手」オソルベシ!!(以下は内訳)

・最初の120kWhまで:19.43円×120kWh=2,331.6円
・120kWhをこえて300kWhまで:25.91円×180kWh=4,663.8円
・300kWhをこえる分(633kWh):29.93円×633kWh=18,945.69円

>>>合計25,941.09円

ということで、ここまでの電力会社別電気代の話をまとめると

東京電力「電化上手」(現在のプラン)17.507円
ENEOSでんき(エネオスでんき)22,977.75円
東京電力「従量電灯B」(オーソドックスなプラン)25,941.09円

となり、うちでは電気会社や電気料金プランを変更しない方がいいことに・・・。現時点で最強の安さを誇る新電力ENEOSでんき(エネオスでんき)でこれかと、驚きです。

東京電力の「オール電化専用」電気料金メニュー、もう申し込めない?

上記の通り、(1)オール電化の家庭でなおかつ(2)昼間にあまり自宅で電気を使わない家庭では、新電力への切り替えはしない方がいいことがわかっています。

これは、オール電化の場合深夜の電気料金が劇的に安く、昼間の電気料金が劇的に高くなっているケースが多いためです。「朝晩」つまり午前7時〜10時と午後5時〜11時は25.92円、「夜間」つまり午後11時〜午前7時はなんと12.16円!安い・・・。(2016年1月現在)

オール電化の家庭では夜中の安い電力を使ってお湯を沸かすエコキュートなどの給湯器システムが入っているため、夜間の電気料金をぐっと下げてお得にしているんですね。

さて、実はこのオール電化専用電気料金プラン「電化上手」ですが、なんともう新規では申し込めません。

東京電力が先日発表した新規の電気料金プラン「スマートライフプラン」は「電化上手」と比べてかなり電気料金が高くなってしまっているので(深夜料金は12.16円から17.46円に・・・)、新規でオール電化住宅への引越し・建て替えを検討している方は慎重になった方がいいかもしれません。

参考記事:オール電化は電力自由化と相性サイアク?

参考:ENEOSでんき(エネオスでんき)公式サイト

7383eye

「おすすめ」を押すと最新の節約・節電情報が届きます

電力会社・電気料金プランの比較」の最新記事

9782eye

電気料金シミュレーションシリーズ、今回は5人家族の50代男性。次のうち、一番安かったのはどこでしょう? 1. J:COM(ジェイコム) 2. ENEOSでんき 3. 東京ガス 4. ソフトバンクでんき 5. 東京電力の新[…]

電気×旅行?HISの電力販売は最低5%の値引保障!

HISが電力販売を開始。全家庭の電気料金が5%下がるような電気料金プランを出しています! エイチ・アイ・エス(HIS)も電力自由化を受け、電力小売に参入。2016年1月3日から一般家庭向けに電力サービスの申し込み受付を開[…]

東京ガスは「ガスと電気のセット割」「トリプル割」で勝負!

首都圏で東京電力との衝突が予想される東京ガスの電力自由化。東京ガスは電気とガスのセット割に加え、インターネット回線も含むトリプル割の実施も発表されていますね。また、業務提携先の12社にクックパッドも・・・なぜクックパッド[…]

エナジー株式会社|HISグループが地熱発電設備を立ち上げ!

HTBエナジーは別府温泉で地熱発電をしている会社です。 HTBエナジー株式会社は、2015年2月に設立されたHISグループの電力会社。長崎県佐世保市のハウステンボス町に本社を持ちつつ、大分県別府市で地熱発電設備を所有して[…]

9646eye

福岡県の都市ガス大手「西部ガス」が電気料金プランを発表し、新規の申し込み受付を開始していますね。やはり都市ガス会社だけあってガスと電気のセット販売が最大のウリです。 西部ガスの電気料金プランの特徴は、まず非常にシンプルで[…]

おすすめ記事

TOPへ

COPYRIGHTS(C) Re9. ALL RIGHTS RESERVED.