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TPP 競争力強化へ方策話し合うシンポジウム2月22日 20時49分
今月、各国が署名したTPP=環太平洋パートナーシップ協定を企業や農業の競争力強化につなげる方策について話し合うシンポジウムが、22日、東京都内で開かれ、今の12か国の枠組みをさらに拡大するべきだといった意見が出されました。
経団連が開いたシンポジウムには、企業や農業団体の関係者などおよそ350人が出席し、今後、TPPを企業や農業の競争力強化にどうつなげるかをテーマにパネルディスカッションが行われました。
このうち、大手電機メーカーの担当者は「現在、TPPの枠組みに入っていないフィリピンやインドネシアに工場があり、これらの国が今後、枠組みに加われば、部品の供給網がさらに強化できる」と述べ、企業の海外展開を後押しするためにも、現在は12か国となっているTPPの枠組みをさらに拡大するべきだと指摘しました。
また、農業団体の役員からは、各地の農協が海外の大手スーパーなどと直接、提携関係を結び、農産物や加工食品の輸出強化に取り組んでいくべきだという意見が出されていました。
国内ではTPPの承認を求める議案などが来月にも国会に提出されますが、経団連では今後もこうしたシンポジウムを開き、中小企業も含めて活用を促していく方針です。
このうち、大手電機メーカーの担当者は「現在、TPPの枠組みに入っていないフィリピンやインドネシアに工場があり、これらの国が今後、枠組みに加われば、部品の供給網がさらに強化できる」と述べ、企業の海外展開を後押しするためにも、現在は12か国となっているTPPの枠組みをさらに拡大するべきだと指摘しました。
また、農業団体の役員からは、各地の農協が海外の大手スーパーなどと直接、提携関係を結び、農産物や加工食品の輸出強化に取り組んでいくべきだという意見が出されていました。
国内ではTPPの承認を求める議案などが来月にも国会に提出されますが、経団連では今後もこうしたシンポジウムを開き、中小企業も含めて活用を促していく方針です。