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IHI 経営体制強化目指し 社長人事発表2月22日 20時42分
ことし3月期決算で7年ぶりに最終赤字に転落する見通しとなっている、大手機械メーカーの「IHI」は、経営体制の強化を目指し、斎藤保社長が代表権を持つ会長となり、満岡次郎取締役常務執行役員が新たに社長に就任する人事を発表しました。
「IHI」は、資源開発用の掘削船の建造や、海外で手がけている発電所のボイラーの工事などで納期の遅れが相次いだ影響で、ことし3月期決算で7年ぶりに赤字に転落する見通しで、業績の立て直しが喫緊の課題となっています。
こうしたなか、「IHI」は経営体制の強化を目指し、ことし4月1日付けで満岡次郎取締役常務執行役員が、社長と、新たに設置されるCOO=最高執行責任者に就任する人事を22日に発表しました。
新社長となる満岡氏は61歳。昭和55年に当時の石川島播磨重工業、今のIHIに入社し、技術者としてジェットエンジンの開発などに携わり、現在は航空宇宙事業の担当役員を務めています。満岡氏は記者会見で、「たび重なる業績の下振れに対処するには企業体質の改善が必要で、リーダーシップを発揮していきたい」と述べました。
一方、今の斎藤社長は、代表権を持った会長に就くとともに、引き続きCEO=最高経営責任者を務めることになり、会見で「新たな体制は難局を乗り越えるための一時的な体制だ」と述べました。
こうしたなか、「IHI」は経営体制の強化を目指し、ことし4月1日付けで満岡次郎取締役常務執行役員が、社長と、新たに設置されるCOO=最高執行責任者に就任する人事を22日に発表しました。
新社長となる満岡氏は61歳。昭和55年に当時の石川島播磨重工業、今のIHIに入社し、技術者としてジェットエンジンの開発などに携わり、現在は航空宇宙事業の担当役員を務めています。満岡氏は記者会見で、「たび重なる業績の下振れに対処するには企業体質の改善が必要で、リーダーシップを発揮していきたい」と述べました。
一方、今の斎藤社長は、代表権を持った会長に就くとともに、引き続きCEO=最高経営責任者を務めることになり、会見で「新たな体制は難局を乗り越えるための一時的な体制だ」と述べました。