都内でも有数のお洒落なエリア、表参道・青山。原宿や渋谷からも徒歩圏内のこの場所には洗練されたショッピングモールやレストラン、カフェが多く、歩いているだけでも気分が高揚しますよね。
今日は、そんな流行に敏感なこの街に店を構えるパン屋さんを9軒ご紹介します。
忙しい平日は通勤途中で駅構内のパン屋さんを使い、そして休日はショッピングモールやカフェ併設のベーカリーでパンを楽しんではいかがでしょうか。
1. 晴れた日はテラスでお茶と一緒に。「Breadworks 表参道」
表参道駅から5分ほど歩いた場所にあるbreadworks(ブレッドワークス)は、天王洲アイルにも店舗があり、木のぬくもりのある店内が魅力的です。
焼かれたパンの売り場は7畳ほど。あまり広くはありませんが、所狭しと並べられた焼きたてパンに目を惹かれます。この日は、「スタッフおすすめ!」と書かれていた、アプリコットマフィン(350円・内税)を購入し、外のテラス席でいただくことにしました。
外見だけだと、あまり「アプリコット!」という感じはありませんが、ほんのり甘酸っぱい香りが漂っています。
マフィンの中は爽やかなオレンジ色!ふわふわした食感にアプリコットの酸味が加わった味わいです。テラス席では一緒にドリンクも注文することができ、ゆったりと時間を過ごすことができます。
店名:breadworks 表参道
住所:東京都港区南青山5-7-28
TEL:03-6434-1244
営業時間:8:00~21:00
URL: http://r.gnavi.co.jp/rsxufga40000/
2. 雨の日や寒い日も問題ナシ。駅ナカのベーカリー「Boulangerie JEAN FRANCOIS」
表参道駅の地下、Echika(エチカ)内にあるこちらのベーカリー「ブーランジェリー・ジャン・フランソワ」。ドリンクと一緒に購入するとお得になる、セットメニュー対象のパンもあります。
セットメニュー対象のパンはお惣菜パンやお菓子のようなパンが多い印象。購入後、お店の向かいにあるテーブル席に座って食べることも可能です。
今回は持ち帰りのパンを探していたため、店員さんにお勧めを聞いたところ、表参道バターロール(238円・内税)を提案されました。見た目はシンプルですが、こだわりの発酵バターと食材で仕上げられた、しっとりとした口どけとコクが味わえるパンとのことで、常連のお客さんはこちらを購入される方が多いのだとか。この日も、伺ったのは夕方でしたが最後のひとつでした。人気商品のため、確実に購入できるのは、午前中だそうです。
店名:Boulangerie JEAN FRANCOIS
TEL:03-5413-7287
営業時間:8:00~21:00
URL: http://r.gnavi.co.jp/4spa90zx0000/
3. ニューヨーク生まれのポップなお店!「DOMINIQUE ANSEL BAKERY TOKYO」
ニューヨーク・マンハッタンが発祥のドミニクアンセルベーカリー。お持ち帰りで立ち寄る人よりは、中で食べることを目的としている人が多く、毎日長蛇の列なので、ぜひ、時間の余裕のあるときに行かれることをおすすめします。
ドミニクアンセルといえば、クロナッツをご存知の方が多いかもしれません。しかしほかにも定番メニューがあり、そのうちのひとつが上の写真、DKA(550円・外税)です。フランスの伝統菓子であるクイニーアマンズを独自にアレンジして作られたDKAは、ニューヨークの本店ではNo.1の売れ行きだそう。バターの風味が口いっぱいに広がりますが、甘さはあまりないので、甘いものが苦手な方も選びやすい商品です。
店名:DOMINIQUE ANSEL BAKERY TOKYO
住所:東京都渋谷区神宮前5-7-14
TEL:03-3486-1329
営業時間:10:00~19:00
URL:http://r.gnavi.co.jp/32jyxrx50000/
4. 地上まで漂うパンの香りに誘われる「d’une rarete(デュヌラルテ)」
表参道駅から明治神宮前の方面に歩いたところにある商業施設、GYRE(ジャイル)の地下1階にある、デュヌラルテ。地上まで焼きたてパンの香りが漂い、その香りに誘われて地下までの階段を下りていくと、黄色い看板が目の前に現れます。その看板を右に曲がると、お店があります。
最強の食パンと呼ばれるのがこちら、ナチュール(345円・内税)。豆腐のハードトーストなのですが、弾力がありモチモチしています。表参道店では人気No.2のナチュールは、品切れになることもある、ロングセラー商品なのだそうです。
店名:デュヌ ラルテ 表参道本店
住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1GYRE B1F
TEL :03-5468-0417
営業時間:11:00~20:00
URL:http://r.gnavi.co.jp/hfmggsze0000
5. 乗り換えのときにもサッと立ち寄れる「ベーグルアンドベーグル Echika表参道」
東京メトロ表参道駅の改札内にあるBAGLE & BAGLE(ベーグルアンドベーグル)。動物性のタンパク質や保存料を極力使用せずに作られた、優しい色合いのベーグルが店頭に並んでいます。種類が多いのでどれにしようか迷ってしまいますが、人気No.1とマークされていたのはこちら。
ブルーベリーベーグル(180円・内税)です。ベーグルの表面からもふんだんに詰められたブルーベリーが見え、ちぎるとブルーベリーの香りが鼻を刺激します。
便利な場所にあるので、通学や通勤で表参道構内を通るときにサッと立ち寄ることができますね。
店名:ベーグルアンドベーグル Echika表参道
TEL:03-3401-0370
営業時間:月~土10:00~22:00
日祝10:00~21:00
URL:http://r.gnavi.co.jp/pmdtp7150000/
6. Rのロゴが印象的。北青山の路地にある「リチュエル」
北青山にあるリチュエルは、表参道駅B2出口を出てすぐの路地にあります。
お店で最近人気なのが、こちらのエスカルゴシリーズ。コーヒー、ピスタチオ、アーモンドと種類があり、どれにしようか迷っていたら、店員さんが試食を勧めてくださいました。
そして、購入したのはこちらのエスカルゴ・ショコラピスターシュ(590円・内税)。一口噛むごとにピスタチオの風味がふわっと広がります。パン生地のサクサク感にソースの滑らかさがよく合うので、大きいサイズなのに軽く食べられます。
パンを入れる紙袋がまた可愛いらしく、スカイブルーの袋に描かれたパリ雑貨のイラストが印象的です。こちらの紙袋は日本のリチュエル限定のイラストだとのこと。持っているだけで気分も高まりますね。
店名:RITUEL par Christophe Vasseur 青山フラッグショップ
住所:東京都港区北青山3-6-23
営業時間:8:00~19:00
TEL:03-5778-9596
7. 表参道エリアで存在感を放つ、ホッとする手作りの味のパン屋さん「木村屋」
オレンジ色の屋根が印象的な「木村屋」は、表参道駅から青山方面に歩いた路地に位置する、手作りパン屋さんです。
お惣菜パンが充実している店内。パンの中身のお惣菜もすべて手作り、商品札も手書きです。青山や表参道のエリアでは、あまり見かけることがないお惣菜パンですが、ここ木村屋では、ツナドッグやグラタンコロッケなど、何種類ものお惣菜パンが並びます。
今回迷いに迷って選んだお惣菜パンは、こちらのチキン南蛮(240円・内税)です。黒ゴマがパンの中に入っていて、香ばしさをプラス。タルタルソースもチキン南蛮とパンによく馴染んでいて、食べ応えがありました。
店名:木村屋
住所:東京都港区南青山5-4-25
営業時間:6:30~19:30
TEL:03-3407-1475
8. パウンドケーキやシフォンケーキとカフェを合わせたくなる「エム・ドュジュール」
4.のデュヌラルテと同じ建物内にある、エム・ドゥジュール ピカソルは、ベーカリーというよりは焼き菓子屋さんで、カフェ利用されるお客さんも多いそうです。
おからを使ったパウンドケーキや、こだわりの原材料で作られたチョコ・紅茶のマーブルシフォンケーキが並び、すべての種類を見ているとどれにしようか迷ってしまいます。コーヒーや紅茶と一緒に購入するとお得になるパウンドケーキやシフォンケーキもあるので、カフェタイムを過ごしたい方はそれらのセットメニューを参考にするのも良いですね。
こちらはエミュ・バナナ(340円・内税)。おからを使っているためか、しっとりとしていて、噛むたびバナナの甘みがふんわりと口の中に広がりました。お店では人気商品で、日によっては売り切れることもあるのだそうです。
店名:エム・ドゥジュール ピカソル表参道店
住所:東京都渋谷区神宮前5-10-1 B1
営業時間:11:00~20:00
TEL:03-3407-0622
URL:http://r.gnavi.co.jp/mvvu003b0000/
9. オープン時間から行列の人気店!「パンとエスプレッソと」
続いてご紹介するベーカリーは、朝のオープン時間から列ができる「パンとエスプレッソと」です。表参道から外苑前の方面に位置しており、カフェ利用を目的に訪れるお客さんが大半だそうです。
こちらで購入したパンは、あんことクリームチーズ(230円・内税)。ミニサイズかつ一つずつ包装されて売られているので、気軽に購入できる商品として人気があるとのこと。
店名:パンとエスプレッソと
住所:東京都渋谷区神宮前3-4-9
営業時間:8:00~20:00
TEL:03-5410-2040
URL:http://r.gnavi.co.jp/5xbkf68t0000/
さいごに
お洒落な街に訪れたとき、美味しいものや雰囲気に癒されると、その1日を幸せな気分で過ごすことができますよね。ぜひ、表参道に立ち寄ったときは、これらのベーカリーに立ち寄って、ゆったりした時間を過ごしてみてくださいね。
著者プロフィール
中村円香(なかむらまどか)
1992年愛知県名古屋市生まれ、東京都在住の大学生。愛読書は貝原益軒の「養生訓」。野菜とくだものをこよなく愛し、国内外の伝統野菜に目がない。本サイトのほか、Webメディア「大人すはだ」「アマノ食堂」「MATCHA」にて食に関する記事やコラムを担当。また、東京都内にて朝活コミュニティ「朝と英語と珈琲と」を運営中。
朝と英語と珈琲と:朝と英語と珈琲と|東京の500円朝カフェ英会話
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「人と料理の交差点」をテーマに、単なる料理の技術を学んでいただくための教室ではなく、お友達や家族に笑顔を届けてもらえるようなレッスンを展開中。笑顔と歓喜溢れるレッスンには、毎回多くの人が集まる。