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News Up 東京マラソン “仮装”はOK? 気をつけることは
2月26日 19時25分

News Up 東京マラソン “仮装”はOK? 気をつけることは
28日に行われる、国内最大の市民マラソン「東京マラソン」。毎年、そのとき話題の人物やキャラクターの衣装をまとった「仮装ランナー」が話題を集めます。一方で、東京マラソンでは“仮装”を一部制限しているほか、国内のほかの大会では全面的に禁止している例もあります。ランナーが“仮装”で走ることに、東京マラソンではどのような対応がとられているのか、また、ランナーはどのようなことに気をつけなければならないのでしょうか。

“仮装”も人気の東京マラソン

ことしで10回目となる「東京マラソン」には、これまでで最も多い3万7000人が参加する予定です。中でも、毎年思い思いの服装で出場する「仮装ランナー」は注目を集めていて、去年の大会ではアニメ映画「アナと雪の女王」や、アニメ「妖怪ウォッチ」のキャラクターのコスプレなどが話題になりました。
ことしもネット上には、
「楽しみすぎるコスプレも決まったし」
「仮装ランナー見るのが楽しい」
「案内が届いたーー!仮装衣装も届いたーー!ワクワクする」
といった、見物する人、そして実際に走る人、双方から、仮装に期待する多くの書き込みがなされています。

制限の動きも?

一方で、行きすぎた“仮装”を制限する動きもあります。東京マラソンの事務局は、去年の大会から、顔全体を覆ってはいけないなど、服装に関する具体的な禁止事項を明記しました。事務局に理由を尋ねると、3年前にアメリカのボストンマラソンで起きたテロ事件の影響やIS=イスラミックステートに代表されるテロ組織などへの警戒から、警備そのものが厳しくなったという背景があるということです。

どのような服装はダメ?

どのような服装がダメなのか。
事務局は
▽剣や甲冑(かっちゅう)など、ほかのランナーを傷つけるおそれがある服装や着ぐるみ
▽大きなのぼりや旗などを持ったり背負ったりすること
▽裾の長いスカートや着物など、転倒につながるおそれが高いもの
などを禁止事項の例に挙げています。
また、大会当日、服装が禁止事項に該当するかどうかは入場時に係員と警察などで判定するということです。大会の事務局は「ほかのランナーに迷惑をかけないような大会にふさわしい服装で出場して、マラソンを楽しんでもらえれば」と話しています。

マナーを守って気持ちのよい大会に

全国のマラソン大会の情報などを愛好家に提供している、東京の出版会社「アールビーズ」によりますと、全国には市民が参加できるフルマラソンの大会がおよそ200あり、「京都マラソン」など一部を除いて仮装での参加を制限するレースはなく、制限の動きも強まってはないということです。
一方で、「アールビーズ」の広報担当者は、マラソン大会はあくまでも走ることを楽しむ場だとしたうえで、仮装で参加する場合でも、「ルールに書かれていなくても、自分自身が転倒したりほかのランナーを妨害したりする可能性があるような格好はしないといった基本的なマナーは守ってほしい」と話していました。

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