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HMP2ブログ

hmp2という名前でアクセサリー作ったり、思ったことをオブラートに包んでから破いて書いたり、iphoneアプリをエンジョイしたりしてます。  著者連作先:byousatsu-pn2@hotmail.co.jp

【ジャンル別】おすすめの面白いヤンキー漫画ランキングベスト10を紹介する【青年・少年問わずアツイ】

レビュー・感想 漫画・アニメ

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こんにちは、パンツです

 

 

書こう書こうと思ってようやく2ジャンル目、ジャンル別ランキングって予想外にムズイですね! 困っちゃうな!

てことで前回、歴史漫画をやったので、つづいては・・・不良・ヤンキー漫画です

 

ヤンキー漫画の魅力

基本的に登場人物はティーンネイジャー、酒やタバコや喧嘩といった所謂「反社会的な行動」をしまくる不良たちがメインです

最近の子たちの感覚からすると「そういうのダセー」とかってなりそうでビクつくんだけど、まぁおじさんの若い頃とかってのは悪い奴=カックイイみたいなとこが全然あったの

 

まぁ単純に悪なだけなら勿論憧れを持つことも無いだろうけど、ヤンキー漫画の登場人物たちは滅茶苦茶喧嘩が強いだけでなく実はとんでもなく優しい人間だったり、どこか可愛げがあったりという現実の頭のネジ飛んだヤンキーと違ってとても魅力的なキャラクターを持ってるんですよね

 

そしてティーンネイジャーならではの(描いてるのがオッサンだとしても)青臭くも熱い青春のドラマ・・・素敵やん? 30過ぎてから読んでも普通にグッとくるぜ

 

てことで、今回はそんな不良・ヤンキー漫画から、俺の好きな漫画ランキングベスト10だ!

 

レギュレーション

少年誌・青年誌とかの縛りは入れない、少女マンガ・・・にはヤンキー漫画って基本あんまり存在しないかな? 彼氏がヤンキー、みたいなのは多そうだけど

未完・完結済も考慮しないで・・・と思ってたんだけど、意図せず全部完結済の漫画ばっかりになっちゃった

 

あと、このジャンルに関しては大御所っていうのも正直思いつかないので、まぁつまるところ何でもありだな! よし、いくぜ

 

不良・ヤンキー漫画ランキング

第10位

疾風伝説 特攻の拓 / 佐木飛朗斗所十三

疾風伝説 特攻の拓(1) (ヤンマガKCスペシャル)

疾風伝説 特攻の拓(1) (ヤンマガKCスペシャル)

 

疾風は「しっぷう」ではなく「かぜ」、特攻は「とっこう」ではなく「ぶっこみ」という、なんだか良くわからないけどとにかくヤンキー感が溢れ出すぎている、ある意味キングオブヤンキー漫画

暴走族系の漫画で、画数の多い漢字がヤマほど出てくるのが「ヤンキー漫画らしい」と感じるのはこの作品の影響なのかも

あと「不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまった」に代表される、常人では考え付かないセンスが爆発した名言や、マガジン伝統の「!?」も超多用する、見方によってはギャグ漫画ヤンキー漫画の原点のような作品

 

第9位

エリートヤンキー三郎 / 阿部秀司

ヤンキー漫画というかヤンキーを使い倒したギャグ漫画

親は極道、二人の兄はキチガイレベルの最強ヤンキーという暴力一家に育った気弱な三郎だが、おしっこを漏らすと兄をしのぐ凶暴な男に変身する

 

・・・設定を俯瞰するとドラゴンボールみたいでもあるな!(錯乱)

とにかくハチャメチャなギャグ漫画で、頭を使うところは一切無く気楽に読める

正直後半になるとダレてくるけど! でも続編描いてるんだよな! なんでや(困惑)

 

第8位

湘南純愛組 / 藤沢とおる

湘南純愛組!(1) (KC スペシャル)

湘南純愛組!(1) (KC スペシャル)

 

AKIRA反町隆史主演でドラマ化されたGTOの影響もあって有名になった鬼塚英吉ですが、もともとはこの湘南純愛組の主人公で、鬼塚の高校時代の脱・童貞を目指すストーリーが描かれています

基本はGTOでも見れるようなギャグ・チャラさ・童貞臭さが基本だけど、時折びっくりするぐらいシリアスな展開もあって、キャラクターの魅力はかなりのもの

GTO読む前でも読んだ後でも、これ単独でも楽しめる良作

 

第7位

ホーリーランド / 森恒二

ヤンキー漫画というか「ヤンキー狩り」漫画

ひ弱ないじめられっ子だった神代ユウが、孤独に、かつ愚直に格闘技の鍛錬を積み、ストリートで強敵たちとの戦いを繰り返すことで実力をつけ路上のカリスマになっていく

 

自殺島よろしく、作者の「俺はこんな技があるの知ってるんやで」みたいな脚注・ナレーションが随時入ってくるスタイル(作者のスキル不足で上手く会話に乗せられなかったらしいけど)なので、鼻につく感じはやはりあるけど、夜の街でのサクセスストーリーは単純明快で面白い

 

クライマックスの解釈は・・・まぁ、その、ね

 

第6位

 エンジェル伝説 / 八木教広

エンジェル伝説 1 (ジャンプコミックス)

エンジェル伝説 1 (ジャンプコミックス)

 

滅茶苦茶怖い悪魔のような顔面と、ピュアで心優しい天使のような心を持った北野誠一郎くんが主人公の個性派ヤンキー漫画(北野くん本当はヤンキーじゃないけど)

開始直後は画力にかなり残念さがあるものの、中盤以降は持ち味の繊細で美しいタッチが活きてきて、他のヤンキー漫画には無いファンタジックな雰囲気を感じられる(そして案の定ファンタジー漫画のクレイモアを描く)

 

北野君の性格と容姿のミスマッチから大体のストーリーが展開されていき、そのすれ違いぶりは見事。例えるなら・・・アンジャッシュのコント的な? 違うかな、まぁそんな感じ!

 

基本すれ違いギャグパートが多めだけど、黒田や竹久といったサブキャラたち絡みの話は意外に熱い

 

第5位

フジケン / 小沢としお

フジケン 1 (少年チャンピオン・コミックス)

フジケン 1 (少年チャンピオン・コミックス)

 

ブス描きの天才小沢としおのギャグヤンキー漫画

富士山健作、通称フジケンとその仲間たちの学校生活を描いたストーリーで、基本的には滅茶苦茶バカな高校生の勢いに任せた下品なギャグ漫画なんだけど、ときたま喧嘩メインのシリアスストーリーも入ってきて、それが予想外に良バランスで飽きない

 

絵はずっと下手なんだけど、進撃の巨人的な「誰が誰かわからない」「このシーンがどこなのか分からない」みたいな混乱を招くようなものではなく、描き分けはハッキリしているので読みやすいしすぐ慣れるよ!

 

まぁでもこの人の真骨頂はやっぱりブス描きだから(マジで)

第4位

今日から俺は!! / 西森博之

西森博之は天才だと思う

 

高校デビューでヤンキーになることにした三橋と伊藤のコンビが織り成す、ギャグと友情とバカが盛り込まれすぎてお腹いっぱいになる名作

自己中心的で卑怯者の三橋と、真面目で筋の通った伊藤のコンビという主人公ふたりの魅力値が2000点ぐらいあります(満点不明)

基本的におちゃらけた話が多いんだけど、その分シリアスな展開になったときの熱さときたら・・・(涙)

 

西森作品はだいたいこの感じなんだけど、実際全部面白いし、何故か女の子が可愛い。マジでなんでなんだろう。不思議。でもかわいい(理子ちゃんすこ)

 

ちなみに前のまとめランキングではもっと上位だったんだけど、「ヤンキー漫画」って括りにするとちょっとヤンキー要素が薄めなのでこのへんで

 

第3位

QP(キューピー) / 高橋ヒロシ

「クローズ」や「WORST」が有名な高橋先生ですが、俺の中での名作はこのQPだな!

暴力大魔王・石田小鳥が少年院から出所するところから物語は始まり、過去の回想と現在の小鳥を取り巻く状況がクロスオーバーしていく

 

ロックンロールとヤンキーをこよなく愛する作者によるヤンキーファッションのお手本的に見れるとこもある

あと圧倒的最強の小鳥を中心に据えているので、読み手の無敵感がありすぎて、これを読んだ後すぐ夜の街とかに出るのは危険だよ!

 

そして何より全8巻で完結するコンパクトさね! すばらC

 

第2位

 BADBOYS / 田中宏

BADBOYS 1巻 (ヤングキングコミックス)
 

広島を舞台とした暴走族抗争ストーリー

元超大金持ちの坊ちゃん、破天荒で情に厚い桐木司が(完全後付の設定も含めて)活躍しまくってしまくって活躍しすぎる展開

連載初期こそ様子見の標準語だが、すぐに広島弁だらけになっていきます(何言ってるか分かんないとかにならないあたりは流石)

 

ギャグパートもそこそこあれど、やはり熱いのは喧嘩・抗争パート

広島の弱小グループだった極楽蝶が、下克上的な戦いでTOP3まで上り詰める(これは割とすぐだけど)のもいいんだけど、俺の個人的なベストストーリーは東京編と、言うまでも無く廣島連合編です

特に廣島連合編は、もはや軍記物かな?っていうぐらいの壮大さ。必読やで

あと恋愛系の話もちょいっちょいカマしてくんだけど、それも切ない話が多く予想外に良い

 

そしてこの人もブスを描く天才なのである! 特に「ちょいブス」みたいなのが異常に上手い

 

第1位

ろくでなしBLUES / 森田まさのり

ろくでなしBLUES 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

ろくでなしBLUES 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

説明するだけ野暮になる気もすんだけど、こればっかりは、ね? ヤンキー漫画の金字塔、恐らく永遠の頂点だと思う

 

主人公・前田太尊の他校や転校生との喧嘩がメインストーリーだが、ボクシング要素や番外編「ろくでなしぶる~ちゅ」に代表されるようなギャグパートも存在し、独特の台詞回しや変なポーズなどクオリティも高い

 

またTHE BLUE HEARTSのように作者・森田まさのりが敬愛して、というか敬愛しすぎてほぼそのまんまの容姿と名前で登場するキャラクター達も、よくある有名人の友情出演的な枠ではなく、しっかりとしたキャラ立ちをさせストーリーにも綿密に絡んでくるのはすごE

 

説明不要の激アツストーリーであるところの四天王編は、その後のヤンキー漫画にこすられにこすられまくった名ストーリーで、拳で語り合いすぎてもう意味わかんないレベルで熱い。改心後の鬼塚のかっこよさは異常(前も言った)

 

ヤンキー漫画としてはたぶん、ろくでなしBLUESが完成系だと思う

 

まとめ

ヤンキー漫画のこと書いてると、キーボード叩く手にも若干力が入るよなぁ!?(単純)

 

基本的には喧嘩・友情・下品で構成されることが多いジャンルなので、まったくこのへんを通って来なかった大人が読むとなるとどうなのかな?って気はしなくもないけど、とにかく青春時代の不器用な熱さは嫌になるぐらい詰まってる作品ばかりなので、ちょっと元気が無い時とか、年とったな・・・みたいに感じた時に読むのもいいんじゃないかな!

逆に若い世代だと、むしろダッセェって感じるかも知れんけど! そういう奴はもう知らん! あっち行って! この熱さが理解できん奴はお呼びでないよ!?(憤怒)

 

まぁそんなヤンキー漫画、初めての若者も久しぶりのオッサンも読んでみては・・・いかがでしょうか?

いや、初めて使ったわこんな言い回し。気になったら読めば?(適当)

 

 

ほな、また・・・

 

▼ノンジャンル(更新予定あり)

hmp2.hatenablog.jp

 

▼歴史漫画

hmp2.hatenablog.jp

 

 

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