こんにちは。ライターのカツセマサヒコです。
突然ですが、恋愛と音楽って、切り離せないものだと思いませんか?
好きな子と付き合うことになった日の帰り道にイヤホンから流れたあの曲とか、フラれて帰宅後にひとり部屋で聴いたその曲も、きっと思い出となってみなさんの胸に深く刻まれていると思います。
でももっと音楽がふたりの距離を近づけてくれていたら? たとえば好きな人へのアプローチに音楽が使えたら? とびきりすてきなデートのBGMに好きな音楽がセレクトできたら??
幸いにも最近では、音楽配信のサブスクリプションサービス(定額サービス)が普及してきました。サービス別に、さまざまなシチュエーションを想定することができます。
そこで今回は、音楽配信サービス別に理想の女の子とのシチュエーションを描くならどのようなものになるのか、その様子を妄想で描いてみたいと思います。
それでは、素敵な恋と音楽の旅を~!
LINE MUSIC
https://music.line.me/
LINEミュージックは2016年中に3000万曲も配信されるそうなのですが、それよりうれしい機能が「お気に入りの曲をLINEで共有できる」という点。これさえあれば好きな子といい感じになれそうな気がしてくるから不思議です。
たとえば大学1年の春、新入生として教室に集められた僕は宮崎あおい似の女の子と隣の席になるのですが、その子はエレキギターを持っているのです、登校初日から。
「え、なんでギター……?」と聞いたら
「あ……、うん、あたし、軽音楽サークルに入りたくって。お母さんに言ったら、『カタチから入ったほうが声かけられやすいよ』って。断ったんだけど聞かなくて。やっぱり、変だよね……?」
って赤面しながら言う彼女。これでもう僕のLINEはミュージックしちゃうのですが、この胸の鼓動、伝わっていますか?
この会話をきっかけに僕らは仲良くなり、ふたりで同じサークルに入ることになります。初日の新歓コンパ後の夜、ふたりきりになった僕らは大学からほど近い公園のベンチに座って、好きな音楽の話になりました。
「あたし、サカナクション好きなんだけど、今日の飲み会で言えなかった」
「なんで? 言えばよかったのに。おれも何曲か知ってるよ?」
「なんかサカナクション好きって言って『ミーハーだ』とか言われるの怖かったんだよね。そういうのない?」
「えー、ぜったい気にしなくてイイと思う。好きなもんは好きって言っちゃったほうが、なんか気持ちいいじゃん」
そんなやりとりをして解散すると、別れ際に交換したLINE に、彼女からさっそく連絡が来るんです。
「今日はありがと。これ、あたしが一番好きな曲」
僕は彼女が勇気を振り絞って送ってくれたサカナクションの楽曲を繰り返し聴きながら、「いいね、今度これ聴きながら散歩でも行こ」と返すのです。
ほら、最高じゃないですか。
春の訪れを告げるタイミングで絶対やりたいじゃないですか、これ。

LINE MUSIC
(ラインミュージック)
AWA
https://awa.fm/
ある夏の出来事、大学4年になった僕は「同期で一番かわいい金髪ギャル」と名高い池田エライザ似の女の子と付き合っています。彼女はとにかく露出がすごくて、あとヘソピなんです。ヘソピってわかりますか。わからなくてもいいかもなんですが。
僕のように素朴なタイプの人間は、典型的なパツキンのチャンネーとイイカンジになってしまったことを境に、クラブミュージック三昧な生活を送ることになります。ひとり暮らしをしている彼女の家にはもちろんDJセットが置いてあるし、「これ、ぜったい自宅用じゃないでしょ」って大きさのスピーカーがドゥンドゥクドゥンドゥクいってるわけです。耳壊すわこんなん。
そんな彼女が好きな音楽配信サービスが、
AWAでした。
エイベックスが運営しているそのサービスは、Jpopや洋楽だけでなくクラブミュージックなども網羅。デザインもやたらとヘソピが似合いそうな、街で言うと六本木っぽい雰囲気が醸し出されています。
「AWAのいいところはね、おもしろいプレイリストが多いの。『これからの季節に合いそうな曲』とか、あいまいじゃない? でも自分が知らない曲が流れるから、なんか楽しいんだよね」

彼女はパツキンのチャンネーでヘソピにも関わらず、たまに少女みたいな笑顔を見せました。そこが
僕のAWAをAWAAWAさせる要因のひとつです。
常に音楽を聴いていないとダメになった僕らは、デートをするときもイヤホンをふたつ刺せる延長コードを買って、ふたりで同じ曲を聴きながら街を歩きました。AWAは2016年には1,000万曲配信予定ですが、それらを全て聴くのが彼女の目標なのだそうです。僕はベース強めの設定にされたAWAの音楽に耳を傾けながら、東京の重たく暑い熱帯夜を過ごしました。
真夏の夜に音楽ふたりで聴くのとかはやっぱり最高。ぜったいやってみたいとしか思えないです。

AWA Music
(アワミュージック)
dヒッツ
https://selection.music.dmkt-sp.jp/
次に紹介するのはdヒッツなのですが、日が沈むのが早くなった秋の日のこと、僕は読書が趣味の田中美保似の女の子と付き合っていました。社会人も3年目になった僕らは、秋だからと言って安易にバーベキューなどはせず、ビールとハイボールを飲みながら落ち葉の上を静かに踏み歩いています。
「空広いし、気持ちいいなあ」
「ねー。あたし、秋がいちばん好き」
まだ付き合って2回目のデートだった僕らが代々木公園を散歩していたのは自然な流れで、人ごみが嫌いだった彼女はこういうデートがいちばん落ち着くと言い、僕もさすがに25歳に近づくと、落ち着いたデートを楽しみたくなるものでした。
しばらく散歩していると、彼女はスピッツの『ロビンソン』を口ずさんで、僕はそれに「なつかしいね?」と言ってから便乗します。
「あれ、次の歌詞なんだっけ」
1サビが終わったところで次の歌詞が出てこなくなった僕が彼女に尋ねると、彼女はちょっとニヤニヤと笑いながらスマホを取り出しました。
「ぜんぜん音楽聴かないんだけど、これだけは便利なんだよ」
そういって彼女が起動したアプリは
dヒッツでした。ラジオのように曲がかかるなかで、歌詞表示も可能なそのアプリで、僕らは僕らの世代ならではのヒット曲を堪能します。
「この曲、最初に付き合った彼氏がよく聴いてた」
「そういう情報はいらないな?」
ベンチに座った僕らは、一曲一曲の思い出を語りながら、秋の空を見つめながらdをヒッツさせていました。そのときの
僕のdのヒッツ具合といったら、ここでは描写できないぐらいのものでした。

dヒッツ
AppleMusic
http://www.apple.com/jp/music/
27歳になった冬の寒い日、僕は仕事でニューヨークにいました。周りは外国人だらけで日常会話も全て英語に染まっていたある日、初めて入った早朝のカフェで、
大学1年のころに付き合ったあの宮崎あおい似の女の子が座っていたのです。
僕は彼女の席の前に立ち、できるだけ余裕のある声で「ここ、空いていますか?」と尋ねました。すると彼女はちょっと驚いた顔をしてから、「どうぞ? もうすぐ外しちゃいますけど」とイタズラな笑顔で返します。
「あれ、ギター背負ってないの?(笑)」
「さすがにニューヨークまで持ってこれないでしょ?(笑)」
長い時間音信不通だったふたりの関係を一瞬で埋めるかのようなそのやりとりに、僕のAppleはすっかりMusicしていました。なんなら彼女のティムもしっかりクックしていたことだと思います。
彼女はレンガで作られた安いアパートに住んでいました。ふたりで外に面した非常階段を登ると間もなく部屋につき、一人暮らしでは広すぎるその部屋で、彼女はAppleMusicを起動しました。
「音楽の趣味、変わってさ。もうサカナクションとかあんまり聴いてない」
「俺もほとんど聴かないや。やっぱり洋楽が増えたかも」
既に3000万曲以上配信されているAppleMusicは、洋楽もラインナップが豊富。海外暮らしをしていたふたりにはちょうどよいサービスになっていました。そう、
ふたりのAppleも、すっかりMusicしていたようなのです。

Apple Music
まとめ
以上で、「もしも音楽配信サービスをテーマに恋をしたら」を終わります。
季節や年齢、場所、趣味、恋をするタイミングはみなさんバラバラでしょうが、きっとどんなときでも寄り添える音楽というものはあるのだと思います。もちろんひとりで感傷に浸りながら聴くのもよいですし、新しくつくった彼女に聴かせてあげるのもよいでしょう。
みなさんにとって、音楽と恋愛が交差するすてきな瞬間が、これらの音楽配信サービスでありますように!