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南三陸町の防災対策庁舎 周囲の立ち入り禁止へ2月26日 18時00分
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東日本大震災で大きな被害を受け、今も多くの人が追悼に訪れる宮城県の防災対策庁舎について、町は周辺の復興工事が本格化することから、ことし4月から2年間、周囲の立ち入りを禁止することを決めました。
津波で職員など43人が犠牲になったとされる南三陸町の防災対策庁舎は、保存するか解体するか時間をかけて議論するため、宮城県が震災発生から20年後まで維持管理することになっています。
庁舎前に設置された献花台には、今も全国から多くの人が訪れていますが、周辺で復興工事が本格化することから、南三陸町は安全対策として、ことし4月から2年間、周囲の立ち入りを禁止することを決めました。庁舎前の献花台は、今の場所から北におよそ100メートル離れた町有地に移されるということです。
防災対策庁舎の周囲を立ち入り禁止にしたことについて、南三陸町の佐藤仁町長は「2年間は長いと感じるかもしれないが、復興工事が本格化するなかで安全確保の観点から立ち入りを禁止せざるをえないと判断した」と話しています。
庁舎前に設置された献花台には、今も全国から多くの人が訪れていますが、周辺で復興工事が本格化することから、南三陸町は安全対策として、ことし4月から2年間、周囲の立ち入りを禁止することを決めました。庁舎前の献花台は、今の場所から北におよそ100メートル離れた町有地に移されるということです。
防災対策庁舎の周囲を立ち入り禁止にしたことについて、南三陸町の佐藤仁町長は「2年間は長いと感じるかもしれないが、復興工事が本格化するなかで安全確保の観点から立ち入りを禁止せざるをえないと判断した」と話しています。