大学1年の4月と5月に1回ずつ
職務質問をうけました。
今回はその話
警察に腹を立てているとか
税金泥棒とか言うつもりはない。
眠れないほど面白い警察24時: 元刑事が明かす巨大組織のオキテ (王様文庫) | ||||
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お兄さんちょっといい?
1回目の職務質問の時のお巡りさんの第一声です。
大学が午後休みで、昼間に
大学から3㎞ほど離れたリサイクルショップに
自転車で行った帰りでした。
まさに、リサイクルショップの駐輪場から出る時です。
駐車場にパトカーが停まっているのはわかっていたんですが、
何とも思わず、
自分の自転車のカギを開けて乗った瞬間です。
パトカーからお巡りさんが飛び出してくる。
「お兄さんちょっといい?」
職業と氏名を問われる。
すなおに氏名と住所、大学生であることを伝える。
学生証を出すと、
対応が一気に丁寧になる。
これが地方の国立大学の強みである。
なにやら、僕の自転車のカギが
特殊であるから、チャリ泥棒と間違ったらしい。
白昼堂々パトカーの前で自転車泥棒するやからがいるのだろうか
なんにせよ。
氏名と住所が割れた瞬間である。
悪いことできない
未成年だから、一応確認すると言われて
タバコと酒を持っていないか
確認された。
持ってない
また君か
5月にあった
2回目の職務質問。
今度は、深夜
場所は、またしてもリサイクルショップ
GWでほしいものがあったので
自転車で行った帰りだった。
「そこの、自転車止まりなさい」
と止められる。
おとなしく止まって、
身分証明書を用意する。
パトカーからでたお巡りさんが、
僕の顔と学生証を見て
言う
「また君か」
珍しい名字だからか
顔と名前を憶えられていたようだ。
酒とたばこのチェックは無かった。
そして、
大した問題も無く、
職務質問を終え、帰路についた。
引っ越して2か月で、
警察官に顔と名前を憶えられた
18歳少年になった。
何も悪いことしていないのに!
おわり。
続・職務質問 東京下町に潜むワルの面々 (幻冬舎アウトロー文庫) | ||||
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