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日銀 黒田総裁「個人預金金利マイナスにならない」2月26日 17時38分
日銀の黒田総裁は26日、衆議院の財務金融委員会に出席し、日銀のマイナス金利政策によって個人向けの預金の金利が低下するなかでも、金融機関と顧客との長期的な取り引き関係への影響を考えれば、預金金利はマイナスにはならないという認識を示しました。
日銀がマイナス金利政策を導入したことをきっかけに、金融機関の間で過去最低の水準まで預金金利を引き下げる動きが相次いでいます。
これに関連し、個人向けの預金金利はマイナスにならないのかと問われたのに対し、日銀の黒田総裁は「仮に金融機関が、預金にマイナス金利を適用すれば、金融機関と顧客との長期的な取り引き関係に影響が出るほか、顧客はお金を預けるより現金で保有したほうが有利になるため、個人向け預金の金利がマイナスになるとは考えていない」と述べました。
また、黒田総裁は、日銀がマイナス金利政策を導入したことをきっかけに、不動産市場に資金が向かいバブルの発生を招くのではないかという指摘に対し、「不動産関連で行き過ぎがあって過熱が生じ、バブルが発生してその崩壊が金融システムに影響を与えるという状況にはなっていない」と述べ、今のところ不動産市場でバブルは起きていないという認識を示しました。
これに関連し、個人向けの預金金利はマイナスにならないのかと問われたのに対し、日銀の黒田総裁は「仮に金融機関が、預金にマイナス金利を適用すれば、金融機関と顧客との長期的な取り引き関係に影響が出るほか、顧客はお金を預けるより現金で保有したほうが有利になるため、個人向け預金の金利がマイナスになるとは考えていない」と述べました。
また、黒田総裁は、日銀がマイナス金利政策を導入したことをきっかけに、不動産市場に資金が向かいバブルの発生を招くのではないかという指摘に対し、「不動産関連で行き過ぎがあって過熱が生じ、バブルが発生してその崩壊が金融システムに影響を与えるという状況にはなっていない」と述べ、今のところ不動産市場でバブルは起きていないという認識を示しました。